導入の背景と狙い
コンサルティング前に困っていた点
iQubeサービス全体のパフォーマンスが良くなく、MySQLデータベース周りのパフォーマンスについて不安を抱いていたのがきっかけです。
(ループス・コミュニケーションズ アイキューブ事業部 プロジェクトマネージャー 金子憲太郎様、以下金子様)
どのようにしてスマートスタイルを知ったのか?
弊社が、プログラム言語Rubyの開発元である株式会社ネットワーク応用通信研究所(以下、NaCl)様とのお付き合いがあり、スマートスタイルとNaCl様が協業(Ruby+MySQL)されているという事を知ったのがきっかけです。
個人的にはスマートスタイルの事はWebサイトを見たりして、2年程前から存在は知っておりました。
その当時から MySQLに特化している会社である事も知っておりました。(金子様)
スマートスタイルのコンサルティングサービスを利用しようする決め手になったポイント
大きく分けると次の3点だったと思います。
まず第一に、弊社iQube(http://www.iqube.net/)の様な企業内情報共有システムのチューニングの実績があった事。次に、MySQLデータベースサーバだけでなく、iQubeサービスに関わるクエリー解析もして頂ける事。最後にRuby+MySQLを掲げておられるという点で、Rubyに関する参考意見も頂けるかな、と思った事です。
また、最初の相談の時点から非常にクイックレスポンスで対応頂けたのも良いポイントでした。システム開発は往々にして時間が無い中で行わなければならなかったり、急な対応が必要になる事も多いと思います。今回も2008年3月末(相談は3月初旬開始)からのトライアル提供開始のボトルネックを解消するという命題を抱えておりましたので、素早い対応を頂ける事は非常に良いポイントでありました。(金子様)
システム概要
DB:MySQL5.0系(今後は5.1の採用も視野に入れている)
OS:Red Hat系のCentOS5.1も使用
Webサーバ:Apache2.0、mongrel
使用フレームワーク:Ruby on Rails
データベースは、MySQLの基本的なMaster-Slave構成を採用し、マスターサーバのストレージエンジンには、MyISAMを採用しております。
また、バックアップ用にスレーブサーバを用意し、ストレージエンジンはInnoDBを採用しております。
現在、マスター・スレーブ間のレプリケーションは手動で開始しており、マスタ参照が必要なトランザクション系、参照系、それぞれの処理をプログラム側で制御し、クエリを発行しております。
今後は、より負荷分散を効率に行えるようにとR&Dを重ねております。
iQube
ナレッジマネジメント、グループウェア、Web 2.0コラボレーションツールが融合
Looops Enterprise 2.0 Suite「iQube」(http://www.iqube.net/)