オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-10133-release-notes/
2018年5月9日に、MariaDB 10.1.33がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。
Notable Changes(主な変更点) * PCRE updated to 8.42 PCREが 8.42 にバージョンアップしました。 * The embedded server library now supports SSL when connecting to remote servers. 組み込まれた server のライブラリが、リモート接続時のSSLをサポートするようになりました。 * ALTER TABLE fixes: MDEV-14693, MDEV-16080, MDEV-15937 ALTER TABLE の不具合を修正しました。 * encryption fixes: MDEV-15937, MDEV-16092, MDEV-15752, MDEV-15566 暗号化の不具合を修正しました。 * systemd and shutdown fixes: MDEV-14705 systemdのシャットダウン時の不具合を修正しました。 * As per the MariaDB Deprecation Policy, this will be the last release of MariaDB 10.1 for Debian 7 Wheezy 本リリースは、Debian 7 Wheezy向けのMariaDB 10.1における最後のリリースとなります。
MariaDB 10.1.33 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-10133-release-notes/
MariaDB10.1は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の開発バージョンです。MariaDB10.0の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6およびMySQL5.7の機能も備えています。
MariaDB10.1には、以下のような特徴があります。
・安全なマルチマスタ構成を実現するクラスタソフト「Galera Cluster」が手軽に利用可能
・テーブル、またはテーブルスペースの暗号化機能
・InnoDBのページ圧縮機能
・GISデータ(地理データ)に対応
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加
MariaDB10.1には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-101/
新たなサーバにMariaDB10.1をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.1にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/
下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org
MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/
以上