主な変更点
・mysqldumpはutf8ではなくutf8mb4をデフォルトの文字セットとして使用するようになりました。
・sql_safe_updatesをコマンドラインとmy.cnfのオプションとして設定できるようになりました。
・MariaDB 10.1以前からのアップグレード時のクラッシュを修正しました:MDEV-12023。
・MDEV-17073:INSERT…ON DUPLICATE KEY UPDATEのデッドロックが発生しにくくなりました。
・MDEV-17289:マルチパスのリカバリでは、いくつかのREDOログレコードが適用されません。
・MDEV-17541:FOREIGN KEYチェックのロック待機中のKILL QUERYは、もうハングアップを
引き起こしません。
・MDEV-17531:FOREIGN KEYとFULLTEXT INDEXを使用したRENAME TABLEでのクラッシュを
修正しました。
・空間インデックスの修正:MDEV-17545、MDEV-17546
・仮想列の修正:MDEV-17215、MDEV-17548
・Mariabackupの修正点:
* MDEV-13564:TRUNCATE TABLEがMariabackupで動作するようになりました。
* MDEV-17433:mariabackup --prepareから空のib_logfile0を使用してInnoDBを起動できます。
・Fedora 29とUbuntu 18.10 Cosmicのパッケージが今回のリリースに追加されました。
・MariaDB Deprecation Policyに従って、これはFedora 27用のMariaDB 10.2の最終リリースになります。
・以下のセキュリティ上の脆弱性に対する修正:
*CVE-2018-3282
*CVE-2016-9843
*CVE-2018-3174
*CVE-2018-3143
*CVE-2018-3156
*CVE-2018-3251
*CVE-2018-3185
*CVE-2018-3277
*CVE-2018-3162
*CVE-2018-3173
*CVE-2018-3200
*CVE-2018-3284
MariaDB 10.3.11のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-10311-release-notes/
MariaDB 10.3.11の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10311-changelog/
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