2018.12.17

MariaDB

MariaDB MaxScale 2.3.2 GA版(リリース日:2018年12月3日)

変更された機能
<Watchdog>
systemd watchdogは、すべての状況で安全に使用できるようになりました。
デフォルトでは、タイムアウトは60で、有効になっています。

<Readwritesplit>
connection_keepalive
connection_keepaliveのデフォルト値は、300秒になりました。これによって、より長いセッションの
wait_timeoutによる接続の終了を防ぎます。これは、特に、非常に長い時間接続し続けるプールされた
接続に役立ちます。

<MariaDBMonitor>
モニタは、デフォルトでは、バックエンドに接続するためにMaxScaleによって使用されるホスト名が、
バックエンドが相互に接続するために使用するホスト名と同じであることを前提としています。
具体的には、スレーブ接続を適切に検出するためには、"SHOW ALL SLAVES STATUS"-queryの出力の
Master_HostフィールドとMaster_PortフィールドがMaxScale構成ファイルのサーバーエントリと
一致する必要があります。そうでないようなネットワーク構成の場合、assum_unique_hostnames設定を
無効にする必要があります。

新機能
・MXS-1598 ハートビートレプリケーションは、マルチマスターをサポートしていません。

バグと問題の修正
・MXS-2189 マスターが停止すると、optimistic_trxはロールバックされる。
・MXS-2188 レプリケーション時のMaxScaleのクラッシュ。
・MXS-2187 トランザクションの再実行は、一度だけ試行される。
・MXS-2186 SHOW DATABASESは、マスターにルーティングされる。
・MXS-2184 event_numberは、更新に対してインクリメントされない。
・MXS-2179 ウォッチドッグ通知は、ユーザーがフェッチされる時も、生成されなければならない。
・MXS-2178 Adminの操作によって、systemdのウォッチドッグがトリガされる可能性がある。
・MXS-2167 モニターは、extra_portを使用できる必要がある。
・MXS-2158 ノードがスレーブではない (ただし、ダウンする前はマスターだった)場合、ノードの再結合は
 失敗する。

MariaDB MaxScale 2.3.2のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-enterprise/mariadb-maxscale-23-mariadb-maxscale-232-release-notes-2018-12-03/

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