廃止
次の変数は、このリリースから廃止されました。
・wsrep_preorderedは、クラスタ内の他のノードに複製される前に、最初にローカルに適用される
事前に順序付けられたレプリケーションイベントの透過的な処理を有効にするために使用されました。
非同期レプリケーションチャネルとクラスタレプリケーションのラグをなくすパフォーマンス修正が
実行されたために、これはもう必要とされません。
・InnoDBにSST中の書き込みを回避させるためのinnodb_disallow_writesの使用は、innodb_read_only
変数を優先して、廃止されました。
・wsrep_drupal_282555_workaroundはバグの多い自動インクリメントロジックによって起こる重複値
の作成を回避しましたが、対応するバグはすでに修正されています。
・セッションレベル変数binlog_format=STATEMENTはpt-table-checksumに対してのみ有効でした。
これはPercona Toolkitの次のリリースで対応されます。
バグ修正
・PXC-2220: リングバッファではなくページストアにトランザクションが書き込まれる可能性があり、
結果として、すでに適用されているwrite-setを保持するためにメモリ消費が非常に大きくなります。
・PXC-2230: rgcs.fc_limit=0は、すべてのメッセージでフロー制御が生成されないようにするための
動的設定として許可されませんでしたが、矛盾したチェックのためにmy.cnfでは可能でした。
・PXC-2238: read_only=1に設定すると、競合状態になりました。
・PXC-1131:Centos/RHEL7にerror-logが存在しない場合、mysqld-systemdはMySQLの再起動時に
エラーを投げました。
・PXC-2269: 動的ではないため、pxc_encrypt_cluster_traffic変数はSET GLOBALステートメントによって
変更されることを誤って許可されていました。
・PXC-2275: wsrep_sst_commonコマンドラインパーサーのwsrep_node_address値をチェックすると、
間違った変数を解析していました。
Percona 5.7.24-31.33 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtradb-cluster/5.7/release-notes/Percona-XtraDB-Cluster-5.7.24-31.33.html
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