改善点と新機能
・PXB-1548: Percona XtraBackupは、xtrabackup --dump-innodb-buffer-poolオプションをONに
設定することによって、バッファープールに存在する最新のページでib_buffer_poolファイルを
更新することを可能にします。
バグ修正
・xtrabackupは、なくなったテーブルを部分バックアップから削除せず、起動時にサーバーによって
エラーメッセージが記録されました。バグ修正 PXB-1536。
・自動コミットを無効にした場合、--historyオプションが機能しませんでした。バグ修正 PXB-1569。
・xtrabackupは、暗号化されたテーブルスペースが最近作成または変更された時、そのバックアップに
失敗する可能性がありました。バグ修正 PXB-1648。
・--throttleオプションが使用された時、適用された値はユーザー指定の値と異なっていた
(off by oneエラー)。バグ修正 PXB-1668。
・GTIDのないMTS(マルチスレッドスレーブ)を--safe-slave-backupでバックアップすることはでき
ませんでした。バグ修正 PXB-1672。
・DDLをロックせずにバックアップ中にALTER TABLE … TRUNCATE PARTITIONコマンドが実行され
ると、Percona XtraBackupがクラッシュする可能性がありました。バグ修正 PXB-1679。
・xbcryptは、必要なパラメータがない場合、アサーション失敗を表示する可能性があり、コアを生成
しました。バグ修正 PXB-1683。
・--lock-ddl-per-tableを使用すると、サーバーは分割されたテーブルの全てのレコードをスキャンし、
“メモリ不足”エラーが発生する可能性がありました。バグ修正 PXB-1691、PXB-1698。
・挿入バッファのマージの実行中、xtrabackup -prepareがハングする可能性がありました。バグ修正
PXB-1704。
・増分バックアップは、--binlog-info=locklessを使用すると、xtrabackup_binlog_infoを更新しません
でした。バグ修正 PXB-1711。
その他のバグ修正
PXB-1570, PXB-1609, PXB-1632
Percona XtraBackup 2.4.13 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtrabackup/2.4/release-notes/2.4/2.4.13.html
Perconaサポート・コンサルティング
Perconaサポート・コンサルティングサービスはPerconaServerをご利用頂いているお客様が安心してお使い頂くために専門的なサポートを提供するサービスです。