新機能
・ノンブロッキングバックアップのバックアップステージ
・ノンブロッキングバックアップ対応のMariaDB Enterpriseバックアップ
・1テーブルあたり128に増加したセカンダリインデックスの最大数
新しいデフォルト設定
最適化されたデフォルトを設定する新しいEnterprise設定ファイルが提供されています。
・サーバーは成熟度がベータ以下のプラグインをロードしません。
・認証プラグインEd25519はデフォルトでロードされます。
・アカウントrootはデフォルトでunix_socketを使用しています。
・root用アカウントはローカルホストからのみ接続できます。
・anonymous-userタイプのアカウントを削除。
・データベース"test"にはデフォルトの権限付与はありません。
・以下の設定でデフォルトで有効化されているプラグインのsimple-password-check:
* simple_password_check_minimal_length = 8
* simple_password_check_digits = 1
* simple_password_check_letters_same_case = 1
* simple_password_check_other_characters = 1
・監査プラグインはデフォルトでロードされているが有効になっていません。
・DISKSプラグインはデフォルトでロードされます。
主な変更点
・MariaDB MaxScaleによって使用されるディスクプラグインは、現在、成熟度が安定しています。
・情報スキーマを介してDISKSプラグインによって提供されるデータへのアクセスはFILE権限を必要とします。
・未対応のコミュニティプラグインはデフォルトでロードされません。
・組み込みサーバーの削除。
・コミュニティ対応のHeidiSQL SQL EditorはWindowsのインストールから削除されています。
プラットフォーム
エンタープライズライフサイクルに合わせて、MariaDB Enterprise Server 10.2.25-1は
以下のプラットフォーム用に提供されています。
・CentOS 7
・CentOS 6
・Debian 9
・Debian 8
・Red Hat Enterprise Linux 7
・Red Hat Enterprise Linux 6
・Ubuntu 18.04
・Ubuntu 16.04
・Microsoft Windows
MariaDB Enterprise Server 10.2.25-1のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/appendix/release-notes/mariadb-enterprise-server-10-2-25-1-release-notes/
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MariaDBプロダクト・サポート・サービスは、MariaDBおよびその関連製品をご利用されているお客様へ、必要なソフトウェアや専門的なサポートなどを提供するサービスです。