主な変更点
■ 追加・変更された機能
・CMake3を使ったビルドは、現在、NDBソースディストリビューションに含まれている compile-clusterスクリプトによってサポートされています。
■ バグ修正
・重要な変更点:内部テスト専用のNDBTライブラリに対するndb_restoreの依存関係が 削除されました。これは、プログラムが終了時にNDBT_ProgramExit: ...を 出力しなくなったことを意味します。この動作に依存するアプリケーションは、 本リリースにアップグレードする時にこの変更に対応するように更新する必要が あります。 ・NDBレプリケーション:NDBはBLOB型の仮想生成カラムのバイナリロギングを正しく 処理しませんでした。現在は、このようなカラムは常に長さゼロと見なされます。 ・LQHKEYREQ信号のロング形式とショート形式のrequestInfoフィールドの定義が異なりました。 キーの長さは信号の長いバージョンのセクションの長さに暗黙のうちに含まれていますが、 長いLQHKEYREQ信号がこれらの同じビットにキーの長さを含むことは可能だったため、 短いバージョンのキーの長さに使用されたビットは、長いバージョンのフラグに再利用 されました。これは、受信側のローカルクエリハンドラによって誤って解釈され、潜在的に エラーにつながる可能性がありました。現在、これがもう発生しないことを確認するために、 チェックが実装されました。(Bug#29820838) ・長いTCKEYREQ信号は、TCINDXREQ処理から呼び出された時に、必ずしも期待されるフォーマットを 使用しませんでした。(Bug#29772731) ・FIXEDカラムの最大オフセットを超えた時に表示されるエラーメッセージを改善しました。 (Bug#29714670) ・リソース制約のある環境では、データノードが特定の状況下でDBTCブロックのアサートによって 機能しなくなる可能性がありました。(Bug#29528188) ・TINYBLOBカラムを復元する時、ndb_restoreはそれらをBINARYキャラクターセットを持つものとして 扱うようになりました。(Bug#29486538) ・ndb_restoreによるエポックの復元は一時的なREDOエラーにより失敗しました。 現在、ndb_restoreはこのようなエラーが発生した時にエポック更新を再試行します。 (Bug#29466089) ・ndb_restore --restore-epochは、停止GCPを実際の位置より1少ないと誤って報告しました。 (Bug#29343655) ・以下の型の間の変換について、ndb_restoreで欠けていたサポートを追加しました。 * BLOBカラムとBINARYまたはVARBINARYカラム * TEXTカラムとBLOBカラム * 長さが異なるBLOBカラム * 長さが異なるBINARYカラムとVARBINARYカラム (Bug #28074988) ・SNAPSHOTSTARTオプションを使用して作成されたバックアップの復元ポイントが、 必ずしもエポック境界と一致していませんでした。(Bug#27566346) 参照:Bug #27497461。
MySQL NDB Cluster 7.5.15リリースノート(MySQLウェブサイト): https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql-cluster/7.5/en/news-7-5-15.html
MySQL Editions
MySQLのサブスクリプションは、24時間365日体制でお客様をサポートいたします。さらに MySQL Enterprise Edition では、データベース管理者支援ツール MySQL Enterprise Monitor やバックアップツール MySQL Enterprise Backup をご利用いただけます。