2019.08.05

MariaDB

MariaDB Connector/Node.js 2.1.0 GA版(リリース日:2019年7月12日)

主な変更点
・[CONJS-19] Ed25519プラグインを実装。
・[CONJS-57] 同一ユーザーに対する複数の代替認証方法(MariaDB 10.4)
・[CONJS-61] 期限切れパスワードの処理を許可
・[CONJS-85] mysql/mysql2 APIに従ってプールイベントを実装。
・[CONJS-87] 配列パラメーターの自動変換
・[CONJS-89] 文字列デコード時のパフォーマンス改善
・[CONJS-88] 文字コード照合オプションの分離
・[CONJS-74] オプションtypeCastを使用する場合、型定義はバイトではなく文字列でなければ
 ならない。
・[CONJS-75] typeScriptのインポート依存関係が欠けている。
・[CONJS-79] LOCAL INFILEの処理中の読み取りエラーにより、プロセスがクラッシュする可能性が
 ある。
・[CONJS-83] poolClusterの'remove'イベントを追加。
・[CONJS-84] removeNodeErrorCountが設定されているとオプションrestoreNodeTimeoutが
 無視される。
・[CONJS-73] 現在のIANAにタイムゾーンを設定すると、サーバーの自動取得が引き起こされる
 可能性がある。

新しいオプション
オプション名:`collation`
説明:(文字セットの代わりに使用されます)接続に使用される定義済みの照合を許可します。
   これは、データベースとの交換に使用される文字セットエンコーディングを定義し、
   文字列を比較する時に使用される順序を定義します。主にマイクロ最適化に使用されます。
型:*string*
デフォルト:UTF8MB4_UNICODE_CI

オプション名:`permitConnectionWhenExpired`
説明:期限切れのパスワードを持つユーザーが接続することを許可します。この場合に
   可能な操作はパスワードを変更することのみです('SET PASSWORD=PASSWORD('XXX')')
型:*boolean*
デフォルト:false

オプション`charset`は、現在、文字セットに対応していますが、まだ互換性のための照合を
許可しており、その後警告がコンソールに投げられます。

プールイベント
プールは、現在、イベントを発行します。

イベント名:`acquire`
説明:このイベントは接続がプールから取得されることを発行します。

イベント名:`connection`
説明:このイベントは、新しい接続がプールに追加される時に発行されます。
   接続オブジェクトパラメータを持ちます。

イベント名:`enqueue`
説明:このイベントは、コマンドがプールによってすぐに満たされることができず、
   キューに入れられる時に発行されます。

イベント名:`release`
説明:このイベントは、接続がプールに解放された時に発行されます。
   接続オブジェクトパラメータを持ちます。

例:
pool.on('connection', (conn) => console.log(`connection ${conn.threadId} has been created in pool`);
Pool

MariaDB Connector/Node.js 2.1.0のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-connector-nodejs-210-release-notes/
MariaDB Connector/Node.js 2.1.0の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-connector-nodejs-210-changelog/

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