暗号化機能（GA版）
・一時ファイルの暗号化
・InnoDB UNDOテーブルスペースの暗号化
・InnoDBシステムテーブルスペースの暗号化
・default_table_encryption=OFF/ON
・キーリングオプションとtable_encryption_privilege_check=OFF/ON + キーリングオプション
・InnoDB REDOログの暗号化（マスターキー暗号化のみ）
・InnoDBマージファイルの暗号化
・Perconaパラレルダブルライトバッファの暗号化
バグ修正
・I/Oエラーの発生時、パラレルダブルライトバッファの書き込みはサーバーをクラッシュさせる
必要があります。バグ修正 #5678。
・実行中にinnodb_temp_tablespace_encryptをOFFにリセットすると、次のfile-per-tableの
一時テーブルは引き続き暗号化されます。バグ修正 #5734。
・システムテーブルスペースの暗号化をONに設定すると、暗号化キーが生成され、システムの
一時テーブルスペースページが暗号化されます。暗号化をOFFにリセットすると、後に続く
すべてのページは暗号化なしで一時テーブルスペースに書き込まれます。暗号化された
テーブルを復号化できるようにするために、生成されたキーは消去されません。
innodb_temp_tablespace_encryptを変更しても、file-per-tableの一時テーブルには
影響しません。このタイプのテーブルは、ENCRYPTION='Y'が設定されている場合、
テーブルの作成中に暗号化されます。バグ修正 #5736。
・インスタンスはデフォルト値で起動しましたが、キーリングプラグインパラメータを指定せずに
REDOログを暗号化するように設定しても、失敗したりエラーをスローしたりすることはありません。
バグ修正 #5476。
・rocksdb_large_prefixでは、最大3072バイトのインデックスキープレフィックスを使用できます。
デフォルト値は、innodb_large_prefixの動作を一致させるために、TRUEに変更されます。
バグ修正 #5655。
・200万以上のテーブルがあるサーバーでは、シャットダウンにかなりの時間がかかる場合があります。
バグ修正 #5639。
・変更されたページの追跡は、読み取り操作中にLOGフラグを使用します。REDOログの暗号化は、
特定のビットが設定されたページを復号化しようとして失敗する場合があります。
この失敗はエラーメッセージを生成します。この場合、NO_ENCRYPTIONフラグを使用すると、
読み取りプロセスは安全に復号化エラーを無効にできます。バグ修正 #5541。
・ラージページがMySQL側で有効になっている場合、innodb_buffer_pool_chunk_sizeの最大サイズは
4GBに効果的に制限されます。バグ修正 #5517（アップストリーム #94747）。
・TokuDBのホットバックアップライブラリは、TRACE情報をサーバーエラーログに継続的にダンプします。
ユーザーは、この情報のダンプを有効または無効にすることはできません。バグ修正 #4850。
その他のバグ修正
#5688、#5723、#5695、#5749、#5752、#5610、#5689、#5645、#5734、#5772、#5753、#5129、#5102、#5681、#5686、#5681、#5310、#5713、#5007、#5102、#5129、#5130、#5149、#5696、#3845、#5149、#5581、#5652、#5662、#5697、#5775、#5668、#5752、#5782、#5767、#5669、#5753、#5696、#5733、#5803、#5804、#5820、#5827、#5835、#5724、#5767、#5782、#5794、#5796、#5746、#5748。
既知の問題
・5865：Percona Server 8.0.16は、MyRocksストレージエンジンの暗号化をサポートしていません。
現在、MyRocksはすべてのInnoDBテーブルを暗号化されていると見なすため、InnoDBからMyRocksに
テーブルを移動しようとすると失敗します。
Percona Server for MySQL 8.0.16-7 リリースノート（Percona社ウェブサイト）：
https://www.percona.com/doc/percona-server/8.0/release-notes/Percona-Server-8.0.16-7.html
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