主な変更点
・MDEV-20864:起動時にInnoDB変更バッファの内容をサーバーエラーログにダンプするための
デバッグ専用オプションinnodb_change_buffer_dump。
・MariaBackup:
▪ MDEV-18438:mbstreamはバックアップファイルと同じディレクトリにxtrabackup_infoを
再作成する。
▪ MDEV-20703:mariabackupは、--prepare --exportの段階でサーバーのbinlogディレクトリに
binlogファイルを作成する。
・フルテキストインデックス:
▪ MDEV-19647:フルテキストインデックスを削除して再起動するとサーバーがハングする。
▪ MDEV-19529:InnoDBがDROP FULLTEXT INDEXでハングする。
▪ MDEV-19073:クラッシュリカバリ後のFTS行の不一致。
▪ MDEV-20621:フルテキストインデックスのアクティビティがInnoDBのハングを引き起こす。
・MDEV-20927:自動インクリメントでキーを複製する。
・ALTER TABLE:
▪ MDEV-20799:仮想列のDROPのクラッシュ。
▪ MDEV-20852:BtrBulkがdict_index_t::lockを不必要に保持している、
・システムバージョン管理テーブル:
▪ MDEV-16210:バージョン管理テーブルのFK制約は履歴行を使用するため、制約違反が
発生する可能性がある。
▪ MDEV-20812:FKを使用したバージョン管理テーブルからの削除時の予期しない
ER_ROW_IS_REFERENCED_2またはrow_ins_foreign_report_errでのサーバークラッシュ。
・MDEV-20117:即時のDROP/COLUMNの並べ替えの後の破損。
・Galera wsrepライブラリを26.4.3に更新。
・Ubuntu 19.10 Eoan用のパッケージがこのリリースで追加されました。
・以下のセキュリティ上の脆弱性を修正しました。
▪ CVE-2019-2974
▪ CVE-2019-2938
MariaDB Community Server 10.4.9のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-1049-release-notes/
MariaDB Community Server 10.4.9の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-1049-changelog/
MariaDBプロダクト・サポート・サービス
MariaDBプロダクト・サポート・サービスは、MariaDBおよびその関連製品をご利用されているお客様へ、必要なソフトウェアや専門的なサポートなどを提供するサービスです。