2019.11.08

MariaDB

MariaDB Community Server 10.3.19 GA版(リリース日:2019年11月5日)

主な変更点
・MDEV-20864:起動時にInnoDB変更バッファの内容をサーバーエラーログにダンプするための
 デバッグ専用オプションinnodb_change_buffer_dump。
・MariaBackup:
  ▪ MDEV-18438:mbstreamはバックアップファイルと同じディレクトリにxtrabackup_infoを
   再作成する。
  ▪ MDEV-20703:mariabackupは、--prepare --exportの段階でサーバーのbinlogディレクトリに
   binlogファイルを作成する。
・フルテキストインデックス:
  ▪ MDEV-19647:フルテキストインデックスを削除して再起動するとサーバーがハングする。
  ▪ MDEV-19529:InnoDBがDROP FULLTEXT INDEXでハングする。
  ▪ MDEV-19073:クラッシュリカバリ後のFTS行の不一致。
  ▪ MDEV-20621:フルテキストインデックスのアクティビティがInnoDBのハングを引き起こす。
・MDEV-20927:自動インクリメントでキーを複製する。
・ALTER TABLE:
  ▪ MDEV-20799:仮想列のDROPのクラッシュ。
  ▪ MDEV-20852:BtrBulkがdict_index_t::lockを不必要に保持している、
・システムバージョン管理テーブル:
  ▪ MDEV-16210:バージョン管理テーブルのFK制約は履歴行を使用するため、制約違反が
   発生する可能性がある。
  ▪ MDEV-20812:FKを使用したバージョン管理テーブルからの削除時の予期しない
   ER_ROW_IS_REFERENCED_2またはrow_ins_foreign_report_errでのサーバークラッシュ。
・Galera wsrepライブラリを25.3.28に更新。
・Ubuntu 19.10 Eoan用のパッケージがこのリリースで追加されました。
・以下のセキュリティ上の脆弱性を修正しました。
  ▪ CVE-2019-2974
  ▪ CVE-2019-2938

   MariaDB 10.3.8以前からMariaDB 10.3.9以降にアップグレードする場合、
   MDEV-14637で導入された変更のため、mysql_upgradeの実行が必要です。

MariaDB Community Server 10.3.19のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-10319-release-notes/
MariaDB Community Server 10.3.19の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-10319-changelog/

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