改善点
・2つのオプション(-backup-lock-timeoutと-backup-lock-retry-count)が追加され、
FLUSH TABLES WITH READ LOCK、LOCK TABLE FOR BACKUP、LOCK BINLOG FOR BACKUPの
ステートメントでメタデータロックを取得するためのタイムアウトを設定できるようになりました。
バグ修正
・Percona XtraBackupは、transition-keyパラメーターとともにパスワードが指定された場合、
データベースに接続できませんでした。修正されたバグ PXB-1902。
・マスターキーがローテーションされると、Percona XtraBackupがREDOログの破損によって
スタックする場合がありました。修正されたバグ PXB-1903。
・まれにですが、MySQLが暗号化されたテーブルスペースの最初のページをフラッシュする前に
完全バックアップと増分バックアップの両方が作成された場合、Percona XtraBackupが
テーブルスペース暗号化に関する増分バックアップ準備中にクラッシュすることがありました。
修正されたバグ PXB-1894。
・暗号化されたテーブルでADD/DROP INDEXが実行されると、そのテーブルを復元できません
でした。修正されたバグ PXB-1905。
・xtrabackup --prepareはテーブルの復号化に失敗する場合がありましたが、その操作が正常に
完了したと報告することがありました。修正されたバグ PXB-1936。
Percona XtraBackup 2.4.16 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtrabackup/2.4/release-notes/2.4/2.4.16.html
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