新機能と改善点
・PXB 8.0のログアーカイブ機能をサポート。
・MyRocksストレージエンジンの場合、バックアップの完了後に適用されるバイナリログの量を
最小限に抑えるために、更新可能なチェックポイント(--rocksdb-checkpoint-max-ageと
--rocksdb-checkpoint-max-countで制御)の作成をサポート。再生可能なチェックポイントを
使用して、Percona XtraBackupは、前のチェックポイントの後に作成されたSSTファイルのみを
コピーします。
・2つのオプション(--backup-lock-timeoutと--backup-lock-retry-count)が追加され、
FLUSH TABLES WITH READ LOCK、LOCK TABLE FOR BACKUP、LOCK BINLOG FOR BACKUP
ステートメントでメタデータロックを取得するためのタイムアウトを設定できるようになりました。
バグ修正
・ADD INDEXコマンドまたはDROP INDEXコマンドが暗号化されたテーブルで実行された場合、
そのテーブルを復元できませんでした。修正されたバグ PXB-1905。
・場合によっては、xtrabackup --prepareがテーブルの復号化に失敗しても、操作が正常に
完了したと報告されることがありました。修正されたバグ PXB-1936。
・暗号化されたbinlogファイルの場合、xtrabackup --move-backは正常に完了しませんでした。
修正されたバグ PXB-1937。
・Percona XtraBackupは、JSONデータに対して複数の値を持つインデックスが追加または
削除されている時、増分バックアップを作成する準備段階でクラッシュする可能性がありました。
修正されたバグ PXB-1913。
その他のバグ修正
PXB-1928、PXB-1938、PXB-1951、PXB-1953、PXB-1954
Percona XtraBackup 8.0.8 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtrabackup/8.0/release-notes/8.0/8.0.8.html
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