主な変更点
■ 主なバグ修正
● レプリケーション:GTIDがレプリケーションマスターとスレーブで有効になっており、スレーブがMASTER_AUTO_POSITION=1オプションが設定されたマスターに接続している場合、マスターは、スレーブがまだ受信していない、コミットしていない、または両方していないすべてのトランザクションをスレーブに送信する必要があります。マスターによって送信されるべきトランザクションのいずれかがマスターのバイナリログから既に削除されている場合、マスターはエラーER_MASTER_HAS_PURGED_REQUIRED_GTIDS(1789)をスレーブに送信し、レプリケーションは開始されません。 エラーER_MASTER_HAS_PURGED_REQUIRED_GTIDSに対して提供されるメッセージは、この状況での正しいアクションに関するアドバイスを提供するために変更されました。これは、スレーブが別のソースから欠落しているトランザクションをレプリケートするため、または、スレーブがより最近のバックアップから作成された新しいスレーブに置き換えられるようにするためです。このメッセージは、将来その状況を回避するために、マスターのバイナリログの有効期限を修正できることを通知します。さらに、欠落しているGTIDを手動で計算する必要がないように、マスターはパージされたトランザクションのGTIDを識別し、それらを警告メッセージER_FOUND_MISSING_GTIDS(11809)でエラーログに提供します。 (Bug #26004541, Bug #29769293) ● 複数のセッションがAUTO_INCREMENT列を持つテーブルに同時INSERT ... ON DUPLICATE KEY UPDATEステートメントを実行しているが、AUTO_INCREMENT値を指定していない場合、挿入は一意のインデックスの違反により失敗する可能性がありました。 (Bug #30194841, Bug #96578) ● A AND (B OR C [OR ...])形式のWHERE条件を使用したSELECTは、不可能な範囲になり、サーバーが予期せずに終了しました。 (Bug #29770705) ● 接続パケットが不完全な場合、クライアントは認証プラグイン名を適切に初期化できませんでした。 (Bug #29630767)
全ての変更点やバグ修正については、以下のページをご覧ください。
MySQL 5.6.47リリースノート(MySQLウェブサイト):
https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/5.6/en/news-5-6-47.html
MySQL Editions
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