主な変更点
新しい接続オプション
MariaDB Connector/Node.js 2.5.0では、次の新しい接続オプションが導入されています。
・allowPublicKeyRetrieval
クライアントがサーバーから公開鍵を要求できるようにします。
・arrayParenthesis
SQLクエリの配列を示す括弧を設定します。古いリリースとの互換性を許可します。
・cachingRsaPublicKey
サーバーキャッシングRSA公開鍵へのパス。Node.js 11.6以降が必要です。
・keepAliveDelay
ソケットのキープアライブ時間。
・rsaPublicKey
サーバーRSA公開鍵へのパス。Node.js 11.6以降が必要です。
・supportBigInt
BIGINTデータ型に対してJavaScript ES20202 BigIntを有効にします。
新しい認証プラグインのサポート
・MySQLのcaching_sha256_password認証のサポートが追加されました。
・MySQLのsha256_password認証のサポートが追加されました。
予期しない動作を引き起こす可能性があるもの
・IN句を含む括弧を受け入れるようにクエリ形式を変更しました。
以前の形式に戻すためには、allowParenthesisを使用します。
修正されたバグ
・パケットがmaxAllowedPacketに達した時のバッチ再書き込みエラー。
・コールバックAPI、バッチを使用して、接続が確立されていない場合の戻りエラーを
回避します。
・TypeScriptタイプのsslが間違った定義を使用します。
MariaDB Connector/Node.js 2.5.0のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-nodejs-2-5-0-release-notes/
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