主な変更点
・Amazon S3のIAMロールのサポート。
・PowerBI Direct Query Adapterのサポート。
・非rootユーザーとして実行されるColumnStoreのサポート。
・クラスタ管理とフェイルオーバーのためにPython REST APIに更新。
修正されたバグ
・メモリ使用量、ブロック、set table namesのデフォルト設定を変更しました。
・Signal 11を引き起こすプリペアドステートメント。
・sql_select_limitシステム変数が設定されている時にCOUNT()を実行すると、
テーブルが不良な状態のままになる可能性があります。
・cpimportを使用した一括挿入中に作成された新しいセグメントファイルがrootに属します。
・大文字のテーブル名を使用すると、結合操作がエラーを返します。
・/tmp/columnstore_tmp_filesの権限の問題。
・RENAME TABLEがテーブルを使用できないままにします。
・大文字のデータベース名を使用すると、エラーを返します。
・デフォルトのスキーマが全く提供されていないクエリを実行すると、
サーバーがクラッシュします。
・サブクエリのリグレッション。
・マルチノードのColumnStoreデプロイメントの設定でのCMAPIの問題。
・新しいパスに対応するために、S3のデフォルトのcommon_prefix_depthを変更しました。
・ビューで失敗する結合操作。
・"RWLock failed to attach to the InfiniDB-shm-00020000 shared mem segment,
got Permission denied"の後のクラッシュ/アサーションの失敗。
・0を返すサブクエリのSUM()およびAVG()関数。
・CEILING()関数が日時に対して間違った答えを返します。
・CMAPIサーバーが、/etc/hostnameに未解決の名前を持つ最初のノードを適切に処理しません。
・LOCATE()関数、INSTR()関数、FIND_IN_SET()関数での大文字と小文字の区別。
・INSERT()関数が挿入を行いません。
・Columnstoreプラグインパッケージをアンインストールする時のSQL構文エラー。
・InnoDBのColumnStoreへのレプリケーションは、プラグインのSEGVで終了します。
・postConfigureがオンラインS3ストレージにアクセスできない時の不明確なエラーメッセージ。
・クラスタ管理コードとの統合。
・ビューをクエリする時に情報マップに列が見つかりません。
・WHERE句にColumnStoreテーブルのサブクエリが含まれている場合のInnoDBテーブルへの
UPDATEステートメントでのクエリの失敗。
・別のテーブルの使用時のUPDATE... SETステートメントが更新されません。
・停止コマンドと開始コマンドの実行後にマルチノードが機能しません。
・カスタムクロスエンジン参加ユーザーが接続できません。
・ColumnStoreのエクステントまたはファイルからデータを要求するとハングします。
・columnstore-post-installおよびmariadb-columnstore-start.shは、絶対パスを使用するように
修正されました。
・ColumnStoreテーブルを使用するとプロシージャがハングします。
・カスタムレプリケーションユーザーの認証情報を使用すると、CMAPIがエラーメッセージを返します。
・CMAPが、CMAPIキーの解析と文字を誤ってSEDします。
・IPアドレスによる制限のないデータベースユーザーアクセス。
・インフォメーションスキーマのテーブルで失敗するストアドプロシージャ。
MariaDB Enterprise ColumnStore 5.4.1のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-enterprise-columnstore-5-4-1-release-notes/
MariaDBプロダクト・サポート・サービス
MariaDBプロダクト・サポート・サービスは、MariaDBおよびその関連製品をご利用されているお客様へ、必要なソフトウェアや専門的なサポートなどを提供するサービスです。