リリースハイライト
1.SSL対応のMongoDBを監視する機能
PMM管理者が、特にMongoDBをセットアップする目的で、PMMへの接続を認証するために
設定済みのSSL証明書“keys”をセットアップできるようにします。これは、特に大規模な
エンタープライズインフラストラクチャ環境での重要なセキュリティ要件です。
2.テクニカルプレビュー
注意:テクニカルプレビュー機能が一般提供(GA)としてリリースされるまで、エンタープライズ環境
または実稼働環境でその機能を使用することはお勧めしません。
テクニカルプレビュー状態の間、これらの機能は、ベストエフォートベースの製品/エンジニアリングを
除いて、Percona Support SLAではサポートされません。
1.統合アラートMVP
パラメータを設定し、PMMによって監視されているサービスとノードに関するアラートを復活させる
PMMの新機能。
2.Node Summary/Nodes Overviewダッシュボード:ダッシュボードに外部サービスを表示する
PMMのNode Summaryダッシュボードで外部サービスを追加および表示するための
ユーザーエクスペリエンスを向上します。外部サービスとは、Prometheusエクスポーターが
監視できる全てのデータを意味します。例えば、Redis、ElasticSearch、Cassandraなどの
Perconaでサポートされていないデータベースや組織の外部アプリケーションなどです。
3.DBaaSプレビューフェーズ1.0
また、DBaaS機能の最初のプレビューもリリースしています。互換性のあるKubernetes環境と
Percona Operatorを組み合わせると、数回クリックするだけでPercona XtraDBクラスタまたは
MongoDBクラスタを作成できます。
改善点
・PMM-5364:‘pmm-admin add’コマンドで証明書パラメータを渡すことにより、SSL対応の
MongoDBを監視する機能
・PMM-7086:/prometheus/を/victoriametrics/に再マップしましたが、ブックマークと
スクリプトで/prometheus/に依存し続けているユーザーのエイリアスを作成しました。
・PMM-6713:Node Summary/Nodes Overviewダッシュボード:外部エクスポーターを
ダッシュボードに追加して、より広範なサービスのグループ化の一部として表示できる
ようになりました。
・PMM-7173:VictoriaMetricsがv1.50.2に更新されました:HTMLページ対JSON出力と、
アラートルールに使用できる新しい関数が含まれています。
修正されたバグ
・PMM-7054:ProxySQL Instance Summaryダッシュボード:ノードメトリックがない。
・PMM-7092:PMM Server Dockerを2.11.1から2.12.0に更新すると、コンテナが異常な状態のままになる。
・PMM-7208:多くのダッシュボードの‘Viewer’ユーザーに対する紛らわしい“Access denied”メッセージ
・PMM-6987:ヘッドレスモードで実行されているOVFアプライアンスのログファイルにIPアドレスが
表示されない。
・PMM-7146:MongoDB Instance Summaryダッシュボード:レプリケーションセットの代わりに
メトリック名を表示するReplSet要素
・PMM-6992:管理者は、Grafana profile-Preferences-Sessionsでユーザーの実際のIPアドレスを
確認できない。
・PMM-6865:レンダリングされたダッシュボード画像がエラーメッセージによって部分的に隠される。
Percona Monitoring and Management (PMM) 2.13.0 リリース情報(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-monitoring-and-management/2.x/release-notes/2.13.0.html
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