MariaDB Community Server 10.5.9 GA版（リリース日：2021年2月22日）

主な変更点
InnoDB
・MDEV-24188 - 以前に解放されたページを再利用した後、buf_page_create()でハングアップする
・MDEV-24275 - InnoDBの永続的な統計分析は、フルスキャンを強制してロックをクラッシュさせる
・MDEV-24449 - システムテーブルスペースまたは最後に回復されたページの破損
・MDEV-24109 - InnoDBがinnodb_flush_sync=OFFでハングする
・MDEV-24537 - innodb_max_dirty_pages_pct_lwm=0はその特別な意味を失いました
・解放されたページの処理のバグを修正 - MDEV-24569、MDEV-24695、MDEV-24765、MDEV-24864
・MDEV-12227 - InnoDB一時テーブルスペースへの書き込みを延期

Galera
・Galeraが26.4.7に更新されました
・MDEV-23328 - Galeraロックの競合解決が原因のサーバーハング
・MDEV-23851 - UK GAPロックによるBF-BF競合の問題
・MDEV-20717 - プラグインのシステム変数とアクティベーションオプションは、
　mysqld --wsrep_recoverを壊す可能性がある
・MDEV-24469 - アサーションactive() == falseが"XA START.."で失敗した
・MDEV-23647 - Garbdは10.5でSSTを開始できなくなりました
・システム変数wsrep_providerとwsrep_notify_cmdが読み取り専用になりました

レプリケーション
・MDEV-8134 - リレーログは999999を超えてローテーションするように修正されました
・MDEV-23033 - 仮想列に外部キー制約がある行ベースのイベントのスレーブアプライヤーを修正しました
・MDEV-4633 - Show-Slave-StatusのRelay_Log_Spaceがスレッドセーフになりました
・MDEV-10272 - マスターのホスト／ポート情報をスレーブスレッド終了メッセージに追加
・MDEV-23846 - mysqlbinlogエラーメッセージの発行を改善
・MDEV-24087 - S3 ALTER PARTITIONのレプリケーションが修正されました
・MDEV-23610 - 新しい権限REPLICA MONITOR（SLAVE MONITORとしてもアクセス可能）

ColumnStore
・MariaDB ColumnStoreが5.5.1に更新されました
・MariaDB ColumnStore debパッケージとrpmパッケージのバージョンは現在10.5.9-5.5.1で
　あるため、ColumnStoreドキュメントのAvailableVersionsテーブルを確認する必要なく、
　サーバーバージョン（10.5.9）とプラグインバージョン（5.5.1）の両方を確認できます
・MariaDB ColumnStoreプラグインは、32-bit x86（i386）ビルドでは提供されなくなりました

その他
・MariaDBは、Apple M1 CPU上に構築するために修正されました
・MariaDBはAIX上に構築するために修正されました
・MDEV-24122 - 以前のMySQL 5.7バージョンのmysql.userテーブルの異常が修正されました
・MDEV-24093 - type_mysql_json.soが必要かどうかをmysql_upgrade中に検出し、それをロードします
・バイナリtarballはWolfSSL v4.6.0とpcre2-10.36を使用するようになりました
・MDEV-23630 - mysqldump --systemオプション

MariaDB Community Server 10.5.9のリリースノート（MariaDB社ウェブサイト）：
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-1059-release-notes/
MariaDB Community Server 10.5.9の全ての変更点（MariaDB社ウェブサイト）：
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-1059-changelog/

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