このリリースでは、CVE-2020-15180と同様の問題である、セキュリティの脆弱性CVE-2021-27928が
修正されています。
改善点
・PXC-3575: SELinuxとAppArmorのパッケージ変更を実装
・PXC-3115: デフォルトのSELinuxとAppArmorポリシーを作成
修正されたバグ
・PXC-3536: スレッドがTOIにある場合にスレッド/クエリが強制終了されないように、処理を変更
・PXC-3565: PXCでのSELECTのパフォーマンスを修正
・PXC-3502:リストインデックスプロセスのthd_binlog_format()関数の条件を修正
・PXC-3501: DELETEクエリの書き込みセットに外部キーの依存関係を含めるように
wsrep_row_upd_check_foreign_constraints()を修正
・PXC-2913: wsrepプロバイダーがアンロードされた時のMDLロックアサーションを修正
・PXC-3475: 8.0のログスタイルを適切に解析するためにmysqld_safeスクリプトを調整
既知の問題(知っておくべき未修正の問題)
・PXC-3039: SSLが無効なノードがSSLが有効なクラスタに参加しようとした場合、
有用なエラーメッセージがない
・PXC-3092: キーリングは指定されているが、クラスタトラフィックの暗号化がオフになっている場合、
起動時に警告がログに記録される
・PXC-3093: 完了したSST転送がgarbdによって誤ってログに記録された(タイミングが正しくない)
Percona XtraDB Cluster 8.0.22-13.1 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtradb-cluster/8.0/release-notes/Percona-XtraDB-Cluster-8.0.22-13.1.html
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