このリリースでは、セキュリティの脆弱性 CVE-2020-29488 が修正されています。
改善点
・PXB-2280: SELinuxとAppArmorのデフォルトポリシーを提供。
・PXB-1979: バックアップの破損を防ぐために、デフォルトで-lock-ddlを有効にします。
バグ修正
・PXB-2274: REDOログの代わりにps.log_statusからlast_checkpointとLSNを書き込むことにより、
バックアップ段階で実行されているDMLステートメントがある時の復元処理を修正。
・PXB-2430: version-checkでno-server-version-checkの依存関係を削除することにより、ビルドの
失敗を修正。
・PXB-2415: ビルドの依存関係を追加してdockerのDebian/Ubuntuパッケージを修正。
・PXB-2429: REDOスキャンフェーズで暗号化リセット操作をスキップすることにより、暗号化された
テーブルスペースのバックアップの失敗を修正。
・PXB-2418: PROTOBUF_LITE_LIBRARYを削除 - これは使用されておらず、必要ありません。
・PXB-2395: xbstreamおよびxbcryptのバージョンを更新。
・PXB-2394: xbcloudヘルプのスペルを修正。
・PXB-2357: チェックサムの代わりにブロック番号を使用することにより、REDOログアーカイブを
使用したバックアップのハングを修正。(REDOファイルとアーカイブファイルのチェックサムは
異なる場合があります)
・PXB-2180: 増分準備中(最後の準備を除く)に論理REDO(MLOG_TABLE_DYNAMIC_META)の
適用をスキップすることにより、論理REDOでの増分準備の失敗を修正。
Percona XtraBackup 8.0.23-16.0 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtrabackup/8.0/release-notes/8.0/8.0.23-16.0.html
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