リリースハイライト
この小規模なリリースの目標は、多くのバグを排除し、いくつかの機能を完成させることでした。
・DBaaS
PMMがK8sオペレーターの最新バージョンをK8sクラスタにインストールする機能が追加されました。
オペレーターを手動でインストールする必要はなくなりました。PMMをK8sクラスタに接続するだけで、
あとはPMMに任せることができます。
・バックアップ管理
バックアップ機能はテクニカルプレビュー機能としてリリースされ、ユーザー側で特定の前提条件を
インストールする必要があります。現在、PMMでは次のことができます。
○バックアップ用のストレージの管理(S3のみ)
○MySQLとMongoのインスタンスのバックアップの実行
○MySQLバックアップを(UIを介して)その取得元と同じインスタンスに復元する
その他の場合の復元は、UIにまだ実装されていません。
新機能
・PMM-7509:統合アラート:アラートリストのページ付け
改善点
・PMM-8029:DBaaS:PSMDB v1.8オペレーターのサポート
・PMM-7548:統合アラート:ファイルシステムで直接ユーザーによって手動でステージングされた
テンプレート用の編集ボタンと削除ボタンを無効にする
修正されたバグ
・PMM-8053:管理者以外の人が設定ページにアクセスしようとする場合のエラー処理の改善
・PMM-7941:MongoDBレプリカセットの間違ったレプリケーションステータス
・PMM-7302:Alertmanager設定のmax_alerts属性を使用したWebhookの使用により、PMMのエラーが
発生する
・PMM-7224:インスタンス概要のダッシュボードの動作に一貫性がない
・PMM-6864:MongoDB Oplogリカバリウィンドウのダッシュボードが壊れている
・PMM-7910:カーソルが1回失敗すると、MongoDBクエリメトリックの収集が停止する
・PMM-6451:クエリ分析とダッシュボードの間のパラメータの受け渡しが壊れている
・PMM-5368:設定後の不明瞭なメッセージ“Failed to get PMM Server parameter”
・PMM-5135:MySQL 8以降の場合、クエリ例が空になることが多い
・PMM-8083:設定中のconfigファイルのチェックの改善
・PMM-7958:Postgresの監視中はデータベースを削除できない
・PMM-6553:スローログのサイズの単位がヘルプに定義されていない
・PMM-5931:クエリ分析のグラフと値がTOTALとデータが利用できない場合とで同一である
・PMM-5538:スローログが有効な状態での個別クエリと同時の高負荷により、データがレポートされない
ことがある
・PMM-8095:PMMフッターのコミュニティセクションへのリンクが壊れている
・PMM-7982:クエリ分析:列の並べ替え要素にアクセスするのが難しい
・PMM-6676:現在のタブで開いた条件ページとプライバシーページが登録プロセスを複雑にする
・PMM-6552:クライアントでの設定ファイルの作成に失敗した場合はサーバーに登録しないでください
・PMM-6505:RDSインスタンスの追加のページのエラーメッセージのスタイルに一貫性がない
・PMM-8069:統合アラート:アラートのテンプレートは、ファイルシステムで手動でステージングする時に、
.yml拡張子に加えて.yaml拡張子を受け入れるようになりました
・PMM-7673:統合アラート:アクション列が透過的である
・PMM-7916:DBaaS:クラスタの編集時に必要なリソースが間違っている
・PMM-7753:DBaaS:DBクラスタを編集すると、デフォルトで間違った値が表示される
・PMM-7184:DBaaS:DBクラスタの削除後に接続列が異なる値を示す
・PMM-8088:DBaaS:エラーの場合、kubeconfigファイルがシステムに残される
Percona Monitoring and Management (PMM) 2.18.0 リリース情報(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-monitoring-and-management/2.x/release-notes/2.18.0.html
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