主な変更点
このバージョンのMariaDBは現在リリースされており、以下の2つのリグレッションを修正しています。
・前のステートメントのテーブルエイリアスが後のコマンドに干渉します(MDEV-25672)
・集計含む派生を使用した結合は、誤った結果を返します(MDEV-25714)
上記に加えて、このリリースには以下の修正も含まれています。
InnoDB
・InnoDBの再起動時に変更バッファーエントリが失われます(MDEV-25869)
・MDEV-25459の後、InnoDB空間インデックスで大きなジオメトリフィールドが欠落しています
(MDEV-25758)
・切り捨て操作中のトランザクションの二重解放(MDEV-25663)
・フルテキストインデックスを追加するインプレースALTERコマンドが失敗した時のテーブルの二重解放
(MDEV-25721)
・仮想列のパージでハングする可能性があります(MDEV-25664)
・InnoDBの再起動時にセカンダリインデックスの変更バッファエントリが失われます(MDEV-25869)
レプリケーション
・テーブルが処理される前にシグナルが到着した時に、強制終了されたマルチテーブル
OPTIMIZE TABLEを複製しないでください(MDEV-22530)
・Adminコマンド OPTIMIZE、REPAIR、および、ANALYZE でデッドロックしないように
オプティスティックパラレルアプライヤーを修正しました(MDEV-17515)
・MDEV-20821(並列スレーブサーバーのシャットダウンハング)のバックポート(MDEV-22370)
MariaDB 10.3.8以前からMariaDB 10.3.9以降にアップグレードする場合、
MDEV-14637で導入された変更のため、mysql_upgradeの実行が必要です。
このリリースでは、CONNECTエンジンのMongoDBプロトコルサポートファイルがありません。
MongoDBでCONNECTエンジンを使用したい場合、Mongo2.jarまたはMongo3.jarをダウンロード
して、このファイルへのパスをmy.cnfのconnect_class_pathに配置する必要があります。
MariaDB Community Server 10.3.30のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10330-release-notes/
MariaDB Community Server 10.3.30の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10330-changelog/
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