主な変更点
■ 追加・変更された機能
● ndb_restoreは、次のようにNULL列とNOT NULL列の間の変換をサポートするようになりました。 ・NULL列をNOT NULLとして復元するためには、--lossy-conversionsオプションを使用します。 列にNULL行が存在すると、ndb_restoreが発生し終了します。 ・NOT NULL列をNULLとして復元するためには、--promote-attributesオプションを使用します。 (バグ #32702637)
■ バグ修正
● パッケージング:ndb-commonのマニュアルページが削除され、そこに含まれる情報が他のマニュアルページに移動しました。(バグ #32799519) ● NDB Cluster API:MGM APIのNdb_logevent_typeにNDB_LE_EventBufferStatus3ログイベントタイプを追加しました。これは、合計、最大、および割り当てられたバイトを64ビット値として処理するNDB_LE_EventBufferStatusタイプの拡張です。 (バグ #32381666) ● Ndb_rep_tab_keyメンバー変数は、ログに記録される前にnullで終了していませんでした。(バグ#32841430) 参照:バグ #32393245。 ● ndb_restoreによって出力された一部のエラーメッセージは、エラー情報のためにすでに閉じられているトランザクションにアクセスしようとしたため、計画外の終了が発生しました。(バグ #32815725) ● NDBテーブルが使用するパーティションの数を判別している時にエラーを返すと、示されたファイルが存在しなかったにもかかわらず、MySQLサーバーがtable.frmファイルの誤った情報をエラーログに書き込みました。これにより、MySQLサーバーが実際にNDBに接続されていない時に、ユーザーがNDBテーブルを開こうとした場合に、エラーログがフラッディングするという問題も発生しました。 NDBが使用できない場合は常に0を返すようにすることで、MySQLサーバーが再びNDBに接続されるまでエラー検出を延期するように、パーティションの数を決定する関数を変更することによって、これを修正します。(バグ #32713166) ● CREATE NODEGROUPで重複ノードIDを使用すると(例えば、CREATE NODEGROUP 11, 11)、クラスタの計画外のシャットダウンが発生する可能性があります。このコマンドに重複するノードIDが含まれていると、エラーが発生するようになりました。(バグ #32701583) ● 場合によっては実行が非常に遅くなる可能性があったndbinfo.cluster_locksテーブルに対するクエリのパフォーマンスが向上しました。(バグ #32655988) ● WHERE句がBLOB列を参照しているDELETEステートメントが正しく実行されませんでした。(バグ #13881465)
MySQL NDB Cluster 7.5.23リリースノート(MySQLウェブサイト): https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql-cluster/7.5/en/news-7-5-23.html
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