新機能
このセクションでは、このリリースの注目すべき新機能と改善点について説明します。
● TLSは、全ての内部および外部のクラスタ通信に必須として指定できます。
● HSTS(HTTP Strict Transport Security)を有効にできるようになりました。
● クラスタのアドレスファミリーは、IPv4またはIPv6のいずれかに完全に制限できます。
● ノードの代替アドレスを使用して、XDCRのターゲットクラスタを識別できるようになりました。
● 標準インデックスストレージは、Couchbaseバケットとエフェメラルバケットの両方のインデックスを
サポートするようになりました。
● Eventingサービスは、bucket-backedのキャッシュ機能をサポートするようになり、繰り返しの
データサービスルックアップのパフォーマンスが向上しました。
修正された問題
このセクションでは、このリリースで修正された注目すべき問題に焦点を取り上げます。
<クラスタマネージャー>
● MB-48438
概要:pools/default/b/
<データサービス>
● MB-38978
概要:STAT "dcp"と"dcpagg"は、フロントエンドの動作レイテンシに悪影響を及ぼす
● MB-47267
概要:KVへのVbucket stats呼び出しは、デルタノードリカバリの準備中にタイムアウトする可能性がある
● MB-48713
概要:リビジョンIDが逆方向に移動する - 非同期書き込み削除
<クエリサービス>
● MB-46876
概要:コレクションを使用したAT_PLUSクエリが機能しない
<インデックスサービス>
● MB-46725
概要:インデックス作成にパーティションインデックスがある場合でも、クォーラム損失フェイルオーバーの
後にリバランスボタンが有効にならない
● MB-46350
概要:空のバケットにインデックスを作成すると、UIに104kのミューテーションが残っていることが示される
● MB-47047
概要:cbbackupmgrを使用してインデックスノードでバックアップを実行している時に、
内部サーバーエラーが発生する
● MB-47631
概要:num_rollbacks_to_zero統計は、ゼロへのロールバックに対して変更されない
● MB-47635
概要:metadata_providerおよびrequest_handlerでクラスタ情報キャッシュアクセスを最適化する
● MB-47684
概要:num_rollbacks_to_zero統計は、ゼロへのロールバックに対して変更されない
● MB-47760
概要:無関係なロック解除によって引き起こされるパニック
● MB-47878
概要:プロジェクターのpollForDeletedBucketsのポーリング間隔を増やす
● MB-48336
概要:インデクサーがクラッシュした場合でも、ロールバック統計が保持されるようになりました
<検索サービス>
● MB-46260
概要:マルチコレクションインデックスのターゲットコレクションにのみRBACを適用する
<Eventingサービス>
● MB-46351
概要:dcp_stream_boundaryは、アップグレード後も"from_prior"のままである
● MB-46647
概要:language_compatibilityのデフォルト値は、6.5.0ではなく6.6.2である必要がある
● MB-47867
概要:常に最初の例外をアプリケーションログに出力してから要約する
● MB-48103
概要:ハンドラーがデプロイ状態でスタックする
● MB-48104
概要:Connection::isPacketAvailable(): Invalid packet header detected. Cookies: []
● MB-48118
概要:パフォーマンス:クラッシュダンプが生成された
● MB-48195
概要:暗号化レベルを"all"に変更した後、REST呼び出しが失敗する
● MB-48337
概要:ミックスモード:新しい機能を追加する時にエラーが発生しない
● MB-48487
概要:デバッガーテストで観察されたパニック
● MB-48488
概要:再開時間が34%増加した
● MB-48572
概要:サービス'eventing'がステータス2で終了した
<クロスデータセンターレプリケーション(XDCR)>
● MB-47157
概要:XDCR - health_check_intervalを設定可能にする
● MB-47246
概要:新しいJavaScriptエバリュエーターに切り替える
● MB-47521
概要:XDCR - cbcollectの一部としてリモートクラスタとレプリケーションの情報を収集する
● MB-47777
概要:XDCR - backfill_request_handlerが永久にハングする可能性がある
● MB-47778
概要:XDCR - バックフィルレプリケーション仕様の再読み込みにより、間違ったデータから仕様が
誤って読み込まれる可能性がある
● MB-47779
概要:XDCR - パイプラインが一時停止されている場合、バックフィル要求ハンドラーが
正しいthroughSeqnosを取得しない場合がある
● MB-47900
概要:XDCR - throughSeqnoTracker bgスキャナーが長時間実行される場合がある
● MB-48105
概要:不明なリモートクラスタ
● MB-48016
概要:完全暗号化を使用したXDCRは失敗する可能性があり、下記のメッセージが表示されます。
certificate relies on legacy Common Name field, use SANs or temporarily enable Common Name matching with GODEBUG=x509ignoreCN=0, statusCode=0
● MB-48211
概要:XDCR - XDCRでのファイル記述子のリーク
<ツール、ウェブコンソール(UI)、REST API>
● MB-47001
概要:クエリワークベンチにチャートを追加
● MB-48081
概要:cbbackupmgrの開始と終了の検証が少し積極的すぎる
<Install and Upgrade>
● MB-47806
概要:7.0 Windowsインストーラーが、インストール中に常にロールバックする
● MB-48783
概要:DebianおよびUbuntuのパッケージのインストールで7.0.0または7.0.1から
オフラインアップグレードすると、設定ファイルが破損する
<ストレージ>
● MB-46490
概要:非コレクションインデックスのメモリオーバーヘッドが増える
● MB-47205
概要:closeForRecoveryはgCtxをリリースしない
● MB-47355
概要:ページ分割後に親ページを圧縮する
● MB-47354
概要:ページ全体をパージ率でマーシャリングする時に圧縮する
● MB-47429
概要:初期化中に欠落しているログファイルセグメントを検出する
● MB-47503
概要:リカバリされたインスタンスは圧縮されない
● MB-47986
概要:定期的に特定のインデックス統計をログに記録する
● MB-47990
概要:lss_rea_bytesとbytes_writtenがperf htmlレポートと常に一致するとは限らない
● MB-47992
概要:CompactFullMarshalでPlasma Stats Compact Counterが更新されない
● MB-48356
概要:doProceedチェックが失敗すると、MVCCPurgerの実行が停止する場合がある
● MB-47987
概要:StatsLogger.run()のinstMapはPlasmaIdによってインデックス付けされるべきではない
<ビュー>
● MB-47094
概要:監査メッセージの処理が遅いと、RSSメモリが増加する可能性がある
Couchbase Server 7.0.2 リリースノート(Couchbase社ウェブサイト):
https://docs.couchbase.com/server/7.0/release-notes/relnotes.html
Couchbaseサブスクリプション
Couchbaseサブスクリプションは、データベースSEによる日本語でのテクニカルサポートを付属した、公式サブスクリプションサービスです。