主な変更点
■ バグ修正
● SUMAカーネルブロックで使用されるバッファは、常に複数の信号に対応するとは限りませんでした。(バグ #33246047) ● 場合によっては、配列インデックスがNO_OF_BUCKETSを超える可能性がありました。(バグ #33019959) ● CM_REGREF信号から受信したノードIDがMAX_NDB_NODESよりも小さいかどうかを確認するためのndbrequire()をQMGRに追加しました。(バグ #32983311) ● GET_TABLEID_REQシグナルを処理するためのコードにチェックがないことが報告されました。この問題を修正するために、全てのGET_TABLEID_*シグナルに関連する全てのコードがNDBソースから削除されました。これは、これらのシグナルがNDB Clusterで使用またはサポートされなくなったためです。(バグ #32983249) ● QMGRにndbrequire()を追加して、シグナルデータからのプロセスレポートが適切なノードIDを使用するようにしました。(バグ #32983240) ● 内部管理APIを使用する時に、無効なノードタイプを指定できる場合がありました。現在、そのAPIは無効なノードタイプを明確に禁止し、そのような場合をカバーするために“不明な”ノードタイプ(NDB_MGM_NODE_TYPE_UNKNOWN)を定義します。(バグ #32957364) ● ndb_restoreは、メタデータが--disable-indexesで既に復元された後にデータを復元する時に、--disable-indexesを使用するように警告を発しました。 --disable-indexesを使用してデータを復元する前にメタデータを復元する場合、ターゲットスキーマのテーブルにはインデックスがありません。このオプションを使用してデータを復元する時に、ターゲットテーブルにインデックスがないことを確認し、テーブルにすでにインデックスがある場合にのみ警告を出力するようになりました。(バグ #28749799) ● --disable-indexesを使用してメタデータの復元を実行した場合、これらのインデックスに依存するインデックスまたは外部キーを作成する試みはありませんでしたが、オプションなしでndb_restoreを使用すると、インデックスと外部キーが作成されました。後でデータの復元中に--disable-indexesが使用された場合、NDBは前の手順で作成されたインデックスを削除しようとしましたが、削除されなかった外部キーのインデックスに依存しているため、インデックスの削除操作の失敗を無視しました。これにより、既存の外部キーを作成しようとした時に、インデックスの再構築中に問題が発生しました。 ● ndb_restoreを次のように修正します。 ・--disable-indexesを使用すると、ndb_restoreはバックアップから復元された外部キーを全て削除するようになりました。 ・ndb_restoreは、インデックスを削除しようとする前に、インデックスの存在をチェックするようになりました。 (バグ #26974491) ● イベントロガーによって表示されるイベントバッファステータスメッセージが改善されました。パーセンテージは、表示する必要がある場合にのみ表示されるようになりました。さらに、最大サイズが定義されていない場合、印刷出力にはmax=unlimitedと表示されます。(バグ #21276857)
MySQL NDB Cluster 7.6.20リリースノート(MySQLウェブサイト): https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql-cluster/7.6/en/news-7-6-20.html
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