主な変更点
Galera
・WSREPの修正:無効な状態 ROLLED_BACK (FATAL)(MDEV-25114)
InnoDB
・ALTER TABLE…IMPORT TABLESPACEの修正(MDEV-20931、MDEV-26131)
・innodb_undo_log_truncateの修正(MDEV-26450、MDEV-26864)
レプリケーション
・ROWイベントアプライヤーによるスレーブのメモリホギングが解消されました(MDEV-26712)
・mysql --binary-modeは、データ内の\\0を適切に処理するようになりました(MDEV-25444)
パッケージングとその他
・OK_PACKETのセッション追跡フラグ(MDEV-26868)
・一部のビューは、サーバー(およびmysqldump)がその定義に対して無効なSQLを生成するように
強制します(MDEV-26299)
セキュリティ
・次のセキュリティの脆弱性の修正:
* CVE-2021-35604
以前のバージョンで深刻な安定性の問題を引き起こしたバグMDEV-12837が理由で、
すべてのGaleraユーザーに対して、10.2.17より前の10.2バージョンから
アップグレードすることを強くお勧めします。
MariaDB 10.2.16以前からMariaDB 10.2.17以降にアップグレードする場合、
MDEV-14637で導入された変更のため、mysql_upgradeの実行が必要です。
MariaDB Community Server 10.2.41のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10241-release-notes/
MariaDB Community Server 10.2.41の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10241-changelog/
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MariaDBプロダクト・サポート・サービスは、MariaDBおよびその関連製品をご利用されているお客様へ、必要なソフトウェアや専門的なサポートなどを提供するサービスです。