2017.07.06

MariaDB

MariaDB 10.1.25がリリースされました

オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10125-release-notes/

2017年7月4日に、MariaDB 10.1.25がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。

Notable Changes(主な変更点)

*MariaDB can no longer be compiled with the OpenSSL version 0.9.8 and below.
 Last 0.9.8 release was in December 2015, it is out of support and is no longer getting security fixes.

 MariaDB は バージョン 0.9.8 以下の OpenSSL ではコンパイルできなくなりました。
 0.9.8 の最後のリリースは 2015 年 12 月ですが、これはサポート外となり、今後セキュリティの修正は行われなくなります。

*MariaDB Backup is now beta

 MariaDB Backup がベータ版になりました。

*As per the MariaDB Deprecation Policy,
 this will be the last release of MariaDB 10.1 for Ubuntu 16.10 "Yakkety"

 MariaDBの非推奨ポリシーに従って、本バージョンが、
 Ubuntu 16.10 "Yakkety" の MariaDB 10.1 の最終リリースとなります

MariaDB 10.1.25 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10125-changelog/

MariaDB10.1は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の開発バージョンです。MariaDB10.0の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6およびMySQL5.7の機能も備えています。

MariaDB10.1には、以下のような特徴があります。

・安全なマルチマスタ構成を実現するクラスタソフト「Galera Cluster」が手軽に利用可能
・テーブル、またはテーブルスペースの暗号化機能
・InnoDBのページ圧縮機能
・GISデータ(地理データ)に対応
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加

MariaDB10.1には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-101/

新たなサーバにMariaDB10.1をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.1にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/

下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org

MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/

以上