主な変更点
・キープアライブがデフォルトで有効になりました。
・セキュリティマネージャのコードは、セキュリティマネージャが行うセキュリティ変更がJEP411で
廃止されたため、削除されました。
・いくつかのオプションは、通常はサーバーのデフォルトであるため、接続時に設定されなくなりました。
これらには以下が含まれます:
*Autocommitはtrueに設定されなくなりました。自動コミットシステム変数のサーバーの
デフォルトがfalseに変更された場合、クライアントは自動コミットを明示的に有効にする
必要があります。例:jdbc:mariadb://HOST/DATABASE?autocommit=true
*コネクタは、sql_modeでSTRICT_TRANS_TABLESを強制的に有効にしません。
*SQLコマンド SELECT @@max_allowed_packet, @@wait_timeout;は、これらの
パラメータ値が必ずしも必要ではないため、接続時には実行されません。
・session_track_schemaシステム変数は、通常はサーバーのデフォルトであるため、接続時に
設定されなくなりました。
・接続文字列パーサーは、デフォルトで接続文字列のプロトコルとしてjdbc:mariadb:のみを
受け入れます。MariaDB Connector/JとMySQLドライバーの両方がクラスパスで見つかった場合、
プロトコルとしてjdbc:mariadb:を使用することは、Javaが確実にMariaDB Connector/Jを
選択するのに役立ちます。
*Connector/Jは、permitMysqlSchemeオプションが設定されている場合でも、
接続文字列のプロトコルとしてjdbc:mysql:を許可します。
例:jdbc:mysql://HOST/DATABASE?permitMysqlScheme
修正されたバグ
・パラメータを持たないプリペアドステートメントを実行すると、例外がスローされます。
・MariaDB Server 10.6が使用され、メタデータのスキップが無効になっている場合、
ArrayIndexOutOfBoundsException on StandardReadableByteBuf.readByteが
スローされます。
・Hibernateは、BatchedTooManyRowsAffectedExceptionをスローします。
・挿入が次のエラーで失敗します:
Cannot return generated keys: query was not set with Statement.RETURN_GENERATED_KEYS
・MariaDB Connector/J 3.0は、createDatabaseIfNotExistをサポートしていません。
・mysql: DB URLスキームはサポートされていません。
・接続プールでソケットに障害が発生した場合、プール内の他の接続は使用前に検証されません。
MariaDB Connector/J 3.0.3のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-j-3-0/3-0-3/
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