主な変更
・デフォルトのconnectTimeout値が10000(10秒)から1000(1秒)に変更されました。
修正されたバグ
・Windowsでは、LOAD DATA LOCAL INFILEを実行すると、ファイル名の検証で
エスケープ文字が処理されません。
- 以前のリリースでは、エスケープ文字を使用して名前が付けられたファイルからデータを
ロードすると、次のエラーが発生します。
SqlError: (conn=60, no: 45034, SQLState: 45034) LOCAL INFILE wrong filename. 'UNESCAPED_FILENAME' doesn't correspond to query LOAD DATA LOCAL INFILE 'ESCAPED_FILENAME'
・デフォルトのconnectTimeout値は実稼働環境に最適ではない可能性があり、接続プールで
使用すると誤解を招くエラーメッセージが表示されます。
- 以前のリリースでは、デフォルトのconnectTimeout値は10000(ミリ秒単位)で、
10秒です。
- このリリース以降、デフォルトのconnectTimeout値は1000(ミリ秒単位)で、1秒です。
- 以前のデフォルトのconnectTimeout値は、デフォルトのacquireTimeout値と
同じでした。接続プールが新しいデフォルトのconnectTimeout値で使用される場合、
接続エラーは誤解を招くER_GET_CONNECTION_TIMEOUTエラーメッセージによって
マスクされません。
・接続文字セットがサポートされていない値に設定されている場合、コネクタは例外を
発生させません。
MariaDB Connector/Node.js 2.5.6のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-nodejs/2-5-6/
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