リリースハイライト
以下に、Oracleが提供し、Percona Server for MySQLに含まれている
MySQL 8.0.28のバグ修正をいくつか示します。
- CHARACTER SET latin1のASCIIショートカットとCHARACTER SET ucs2のUNICODEショートカットは非推奨となり、代わりにCHARACTER SETを使用するように警告が表示されます。ショートカットは将来のバージョンで削除される予定です。
- 同じ名前のストアド関数とロード可能な関数は、同じ名前空間を共有できます。共有された名前空間でストアド関数を呼び出す時にはスキーマ名を追加してください。関数名が衝突すると、サーバーは警告を生成します。
- InnoDBは、ALGORITHM=INSTANTを使用する場合、ALTER TABLE ... RENAME COLUMN操作をサポートします。
- innodb_open_filesの制限には、一時テーブルスペースファイルが含まれるようになりました。以前のバージョンでは、一時テーブルスペースファイルはinnodb_open_filesでカウントされませんでした。
非推奨と削除
Percona Server for MySQL 8.0.28-19以降、TokuDBストレージエンジンはサポートされなくなりました。そのストレージエンジンはインストールパッケージから削除され、バイナリビルドでは無効になっています。
改善点
- PS-7871:SET_VAR構文を使用して、MyRocks変数を動的に設定できます。
- PS-8064:ログファイルの場所を動的に変更する機能が制限されています。
バグ修正
- PS-7999:wait_timeoutを超えた時に、FEDERATEDストレージエンジンが再接続しませんでした。(アップストリーム #105878)
- PS-7856:パーティションテーブルの更新クエリによって引き起こされるサーバー終了の修正。
- PS-8032:lock=exclusiveを使用したInplaceインデックスビルドでMLOG_ADD_INDEX REDOが生成されませんでした。
- PS-8050:Percona Server for MySQL 5.7からMySQL 8.0.26にアップグレードすると、サーバーがアサーションエラーで終了しました。
Percona Server for MySQL 8.0.28-19 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-server/8.0/release-notes/Percona-Server-8.0.28-19.html
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