主な変更
- 複数のホストが接続URLで定義されていて、フェイルオーバーモードまたは負荷分散モードが使用されていない場合、MariaDB Connector/Jは、接続が成功するまでホストを順番に試します。
- MariaDB Connector / J 2.7との互換性のために、LOAD DATALOCALINFILEがクライアント側でデフォルトで有効になりました。
・コネクタは、元の要求で使用されたファイル名のみが提供されることを検証して、ファイル名の中間者攻撃による変更を防ぎます。
修正されたバグ
- 長さが250バイトを超えるエイリアスが使用される場合、ArrayIndexOutOfBoundsExceptionがスローされます。
- タイムスタンプ値は、MariaDBサーバーがマイクロ秒をサポートしている場合でも、ミリ秒単位の精度でのみデータを保存します。
- プロパティ clientCertificateKeyStoreUrl および clientCertificateKeyStoreUrlを使用すると、次のようなSQLExceptionが発生する可能性があります。
java.sql.SQLInvalidAuthorizationSpecException: (conn=484) Access denied for user '####'@'####' (using password: YES)``
・keyStoreのエイリアス clientCertificateKeyStoreUrl および keyStorePasswordの clientCertificateKeyStoreUrlは以前に削除され、現在は復元されています。 - TEXT、TINYTEXT、MEDIUMTEXT、およびLONGTEXTの結果セットメタデータのテキストタイプ名と長さが間違っています。
- java.time.OffsetDateTimeを使用すると、SQLExceptionがスローされます。
java.sql.SQLException: Type java.time.OffsetDateTime not supported type - java.time.Instantを使用すると、SQLExceptionがスローされます。
java.sql.SQLException: Type java.time.Instant not supported type - Resultset.getObject(
, LocalDateTime.class)で負のTIME値を使用すると、誤った値が返されます。 serverSslCertファイルをロードできない場合、一般的なエラーメッセージがスローされます。これにより、エラー診断が困難になりました。 ストアドプロシージャで出力パラメータを使用する場合、呼び出し可能ステートメント clearParameters()は、パラメータをクリアする時にOUTPUTパラメータを考慮しません。 org.mariadb.jdbc.ClientPreparedStatementには、ロギングに役立つtoString実装がありません。 プリペアドステートメントを実行すると、同時実行の問題が原因でjava.lang.ClassCastExceptionが返される場合があります。 ClientPreparedStatementは、キャッシュに大量のメモリを使用します。
MariaDB Connector/J 3.0.5のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-j-3-0/3-0-5/
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