リリースハイライト
Oracle for MySQL 5.7.38によって提供され、Percona Server for MySQLに含まれている改善点とバグ修正は次のとおりです:
Oracle for MySQL 5.7.38によって提供され、Percona Server for MySQLに含まれている改善点とバグ修正は次のとおりです:
- ステートメントを解析できない場合、例えば、ステートメントに構文エラーが含まれている場合、そのステートメントはスロークエリログに書き込まれません。
- パージスレッドが暗号化されたテーブルのUNDOレコードを処理した場合、そのテーブルのロードに失敗しました。
- mysqldumpが-order-by-primaryオプションを指定して複数のテーブルで使用されると、メモリリークが発生しました。テーブルの各行をソートするために割り当てられたメモリは、全てのテーブルの後に解放されるようになりました。
非推奨と削除
- myisam_repair_threadsシステム変数は非推奨になりました。myisam_repair_threadsの1(デフォルト)以外の値は警告をスローします。この変数のサポートは、将来のバージョンで削除される可能性があります。
- myisamchk ーーparallelーrecoverオプションは非推奨になりました。このオプションのサポートは、将来のバージョンで削除される可能性があります。
バグ修正
- PS-6029:データマスキング gen_rnd_us_phone()関数は、MySQLアップストリームバージョンとは異なる形式でした。
- PS-8129:mutexがthread_pool_unixでハングする場合の修正。
- PS-8136:LOCK TABLES FOR BACKUPはInnoDBキーローテーションを妨ぎませんでした。この動作が原因で、バックアップの開始後にキーがローテーションした場合、Percona Xtrabackupはキーをフェッチできませんでした。
- PS-8143:File_query_log::set_rotated_name()でのメモリリークを修正しました。
- PS-8204:audit_log_formatがXMLに設定された時、ログに記録されたクエリは、新しい行の文字の後に切り捨てられました。
Percona Server for MySQL 5.7.38-41 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.7/release-notes/Percona-Server-5.7.38-41.html
Perconaサポート・コンサルティング
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