主な変更
- initSql接続パラメータが追加されました。
・新しいパラメータにより、接続の作成時にSQLステートメントを実行できます。
・例えば、接続の作成時にSET NAMES UTF8を実行するためには、次の接続文字列を使用できます。
jdbc:mariadb://DB_HOST:DB_PORT/DB?user=DB_USER&password=DB_PASSWD&initSql=SET NAMES UTF8 - ステートメントにLOAD LOCAL INFILEコマンドが含まれていない限り、allowLocalInfileが有効になっている場合に、パイプライニングと一括最適化を使用できるようになりました。LOAD LOCAL INFILEコマンドを含むステートメントの除外は、パフォーマンスの低下を防ぐために自動的に行われます。
修正されたバグ
- PreparedStatement.getGeneratedKeys()は、INSERTによってキーが作成されない場合、空のResultSetobjectを返しません。
- 列がTIMEデータタイプを使用し、値が「00:00:00」の場合、useServerPrepStmts接続パラメータが有効になっていると、ResultSet.getTime()はArrayIndexOutOfBoundsExceptionをスローします。
- 列がTINYINT(1)データタイプを使用する場合、ResultSet.getObject()はブール値ではなくバイト値を返します。
- 列がBITデータタイプを使用する場合、ResultSet.getObject()はByte[]ではなくByteSetを返します。
- java.util.DateオブジェクトがPreparedStatement.setObject()に渡されると、"java.util.Date not supported type"というメッセージとともにjava.sql.SQLExceptionがスローされます。
MariaDB Connector/J 3.0.6のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-j-3-0/3-0-6/
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