主な変更点
- このリリース以降、MariaDB Connector/Jの重要なログメッセージの一部には、サーバーサイドのログと比較する際の相関を容易にするための接続IDが含まれています。
修正されたバグ
- MariaDB Connector/Jスレッドが内部ReentrantLockを取得しようとすると、スレッドがハングする可能性があります。
・次のシナリオがこの問題を引き起こすことが知られています。1.スレッドがCallableStatementを実行している時に、別のスレッドが実行中に同じCallableStatementを閉じようとすると、ハングが発生する可能性があります。
2.スレッドがバッチステートメントを実行していてクエリタイムアウトが発生した時、別のスレッドが最初のスレッドが結果を返している間にタイムアウト関数を実行すると、ハングが発生する可能性があります。CancellationExceptionはキャッシュされないため、lock.unlock()がスキップされます。
MariaDB Connector/J 2.7.6のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-j-2-7/2-7-6/
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