リリースハイライト
Oracleが提供し、Percona Server for MySQLに含まれている、MySQL 5.7.38の改善点とバグ修正は次のとおりです。
Oracleが提供し、Percona Server for MySQLに含まれている、MySQL 5.7.38の改善点とバグ修正は次のとおりです。
- 特定のシナリオでは、パーティションの.ibdファイルが欠落していると、MySQLサーバー接続が失敗する可能性があります。
- ステートメントにエラーが含まれていて解析できなかった場合、ステートメントはスロ-クエリログに書き込まれませんでした。
修正されたバグ
- PXC-3118: スレッドプールを使用し、メタデータロック(MDL)サブシステムの競合でブルートフォースアボートが停止した時の修正。
- PXC-3951: sst-idle-timeoutがディスク使用量を計算する方法を更新しました。変数のデフォルトのタイムアウト値は120秒です。ジョイナノードがその時間でディスク使用量の違いを検出しない場合、ノードはSSTを終了します。現在の計算では、120秒間同じ値が返される可能性があります。
- PXC-2367: 有効な場合、イベントスケジューラはエラーログに“Ready state reached”というメッセージを入力しました。メッセージのログレベルは“debug”に減少し、wsrep_debug = 1の場合にのみエラーログに記録されました。
- PXC-3961: GNo=0を無効とマークしたチェックの厳密さを軽減しました。Percona XtraDB Clusterでは、書き込みセットはGNo=0で他のノードに複製されます。seqnoまたはGTIDの生成は、コミット前フェーズの後半で発生します。最近のバージョンでは、これらのチェックの厳密さが増し、GTIDイベントが5.6から無効と見なされるようになりました。
Percona XtraDB Cluster 5.7.38-31.59 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-xtradb-cluster/5.7/release-notes/5.7.38-31.59.html
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