主な変更点
- mariadb.connect()メソッドではreconnectキーワード引数がサポートされています。
- reconnectキーワード引数はTrueまたはFalseに設定できます。
- 接続にreconnectキーワード引数が設定されている場合、その値は接続のauto_reconnect属性を初期化するために使用されます。
修正されたバグ
- パラメータとしてNoneを指定してcursor.execute()メソッドを呼び出すと、エラーが発生します。
- このリリース以降、cursor.execute()メソッドはNoneをパラメータとして受け入れます。
- connection.cursor()メソッドがnamed_tupleまたはdictionaryパラメータを指定して呼び出された場合、cursor.fetchall()メソッドは指定されたデータ構造で結果を返しません。
- このリリース以降、named_tupleまたはdictionaryパラメータは、cursor.fetchall()メソッドによって返されるデータ構造に影響を与えます。
- connection.cursor(named_tuple=True)が指定されている場合、結果はnamedtupleで返され、次の構文を使用してデータにアクセスできます。
results[ROW_NUM].FIELD_NAME - connection.cursor(dictionary=True)が指定されている場合、結果はdictで返され、次の構文を使用してデータにアクセスできます。
results[ROW_NUM]["FIELD_NAME"]
- mariadb.connect()メソッドにconverterキーワード引数が指定されている場合、cursor.fetchall()メソッドはフィールドを指定されたタイプに変換せず、代わりに元のタイプを返します。
MariaDB Connector/Python 1.1.4のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-python-1-1/1-1-4/
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