主な変更点
- プリペアードステートメントの解析のパフォーマンスが向上しました。
修正されたバグ
- galeraAllowedState接続オプションが接続文字列で使用されると、IndexOutOfBoundsException例外が発生します。
- カタログが、接続文字列内ではなく、Connection.setCatalog(String)を使用して(例えば、Apache TomcatオプションのdefaultCatalogを使用して)初期化されると、フェイルオーバーまたは接続エラーの後の接続はデフォルトデータベースを設定せず、次のようなエラーが発生します:
java.util.concurrent.CompletionException: java.lang.InterruptedException: (conn=31) No database selected - レプリケーションHAモードが(mariadb:replication://を指定して)使用される場合、接続文字列にリストされている最初のレプリカのみが使用されるため、負荷分散は実行されません。
- BatchUpdateExceptionは、原因となったSQL例外からSQLStateとvendorCodeを継承しません。
- Unixソケットで接続する場合、データベースがオンラインでない(Unixソケットパスが存在しないか、接続が失敗する)時に接続しようとすると、ソケットファイル記述子が正しく閉じられません。
- createDatabaseIfNotExistオプションが設定されたレプリケーションモードまたはロードバランシングモードでMariaDBサーバーノードに接続する場合、MariaDB Connector/Jは、プライマリノードでのみデータベースを作成する必要がある時に、プライマリおよび全てのレプリカでCREATE DATABASE IF NOT EXISTSを実行します。
MariaDB Connector/J 3.0.8のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-connector-j-3-0/3-0-8/
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