主な変更
- R2DBC 1.0.0の仕様をサポートするために、次の実装が追加または変更されました:
- Result.getRowsUpdated()がMono
を返すようになりました。このリリースより前は、Result.getRowsUpdated()はMono を返しました。
- Result.getRowsUpdated()がMono
- デフォルトのNettyホスト名検証が使用されるようになりました。このリリースより前は、カスタムのホスト名検証が使用されていました。
- SSLトンネルモードの追加:
- 新しい sslModeオプショントンネル(またはTUNNEL)を使用すると、既存のSSLトンネルを使用できます。
- 新しいオプション sslContextBuilderCustomizerは、SSL Context Builderのカスタマイズをサポートします。
修正された問題
- 応答が終了する前にサブスクライバーのキャンセルが発生すると、接続が停止する可能性があります。
- クエリが複数行の結果セットを返す場合、TextRowDecoder.setPosition()呼び出しでIllegalReferenceCountException例外が発生します。
- 検証が失敗した場合、SSLホスト名検証はソケットを適切に閉じません。SSLホスト名に対してエラーが返され、コネクタはソケットクローズエラーで失敗します。
- 接続エラーが発生すると、接続が適切に閉じられない場合があります。
- PREPARE + EXECUTEをパイプライン処理すると、PREPAREが失敗した時にバッファリークが発生する可能性があります。
- ソケットが予期せず閉じると、Byte Bufferとして変換されたパラメータが解放されない場合があります。これにより、Nettyエラーを最大に設定している時、次のエラーが発生します。
LEAK: ByteBuf.release() was not called before it's garbage-collected. - フェイルオーバー中、REDOバッファはそれがガベージコレクションされる前に解放されません。
MariaDB Connector/R2DBC 1.1.3のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/xpand/release-notes/mariadb-connector-r2dbc/1-1-3/
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