修正された問題
クラッシュ、ハング、ストールが発生する可能性があるもの
- GROUP_CONCAT()関数を使用して比較的長い文字列を生成すると、過剰なメモリが使用され、セグメンテーション違反によりPrimProcがクラッシュする可能性があります。
- 以前のリリースでは、この問題により、クラッシュの前に次のような様々な種類のメッセージがColumnStoreログに表示されることがありました。
CAL0005: ThreadPool: Caught exception during execution: boost::thread_resource_error: Resource temporarily unavailable [generic:11]
CAL0000: TupleAggregateStep::doThreadedAggregate() caught std::bad_alloc %%10%% - 以前のリリースでは、この問題によりクライアントに次のエラーメッセージが表示されることがありました。
ERROR 1815 (HY000): Internal error: InetStreamSocket::readToMagic: Remote is closed - このリリース以降、このシナリオで使用されるメモリの量は少なくなるはずです。
- 以前のリリースでは、この問題により、クラッシュの前に次のような様々な種類のメッセージがColumnStoreログに表示されることがありました。
- 複数のColumnStoreスレッドまたはプロセスがエクステントマップの管理された共有メモリセグメントに同時にアクセスしようとすると、読み取り/書き込みの競合により、競合状態によるセグメンテーションフォールトでプロセスがクラッシュする可能性があります。
- 以前のリリースでは、このシナリオでは、cpimport、PrimProc、DMLProcがクラッシュすることが確認されていました。
- このリリース以降、(長時間実行されるcpimportジョブなどによって)共有メモリセグメントの再マップが開始されると、内部RWLockが書き込みロックにアップグレードされるため、この読み取り/書き込み競合が回避されます。
プラットフォーム
エンタープライズライフサイクルに合わせて、MariaDB Enterprise ColumnStore 23.02.3は
以下に対して提供されます:
- CentOS 7 (x86_64)
- Debian 11 (x86_64, ARM64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Red Hat Enterprise Linux 9 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 9 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 20.04 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 22.04 (x86_64, ARM64)
MariaDB Enterprise ColumnStore 23.02.3のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/columnstore/release-notes/mariadb-enterprise-columnstore-23-02/23-02-3/
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