リリースハイライト
Percona Server for MySQLは、Percona Serverを使用して弊社製品を改善する方法についての理解のギャップを埋めるテレメトリを実装します。匿名プログラムへの参加は任意です。この情報を共有したくない場合は、オプトアウトできます。詳細については、Telemetry on Percona Server for MySQLドキュメントを参照してください。
このマージにより、次の問題が修正されます：
- PS-8849: サーバーは、Assertion failure: row0mysql.cc:218:len < 256 * 256 threadを表示して終了しました。
Oracle for MySQL 8.0.35によって提供され、Percona Server for MySQLに含まれている改善点とバグ修正は次のとおりです：
- リンクされたOpenSSLライブラリをOpenSSL 3.0.10にアップグレードしました。
- エンジンステータスログの検出されたデッドロックセクションの文字を表示するために印刷されるクエリ文字列の制限を削除しました。
- FTSパーサープラグインによる単一文字トークンの処理を修正しました。
非推奨
次の項目はこのリリースで非推奨となっており、これらの項目のいずれかを使用すると警告が発生する可能性があります：
- binlog_transaction_dependency_tracking サーバーシステム変数
- oldおよびnew サーバーシステム変数
- --character-set-client-handshake サーバー変数
- INFORMATION_SCHEMA.PROCESSLISTおよびSHOW PROCESSLIST コマンド
- performance_schema_show_processlist 変数
これらの項目からできるだけ早く移行することをお勧めします。これらは将来のリリースで削除される可能性があります。
バグ修正
- PS-7806: 列圧縮のあるテーブルで、非同期レプリケーションが中断されました。
- PS-8671: Jenkinsでのinnodb.ddl_killテストが時折失敗します。
- PS-8741: MySQL 8.0.33は、innodb.ddl_crash_alter_partitionの実行中にデバッグモードで失敗しました。
- PS-8879: ALTER TABLE ... COLUMN_FORMAT COMPRESSED;の実行時にメモリ不足エラーを受け取りました。
- PS-8965: 状況によっては、keyring_vaultが空のデータとdeletion_timeが設定された既に削除済みのキーのレコードを取得しました。削除済みのキーが適切に処理されたことを確認してください。
- PS-8973: audit_log_filter.status_var_log_sizeを複数回実行すると、その実行が失敗しました。
- PS-8975: userstatが有効になっている場合、I_S.TABLE/INDEX_STATISTICSコマンドおよびFLUSH PRIVILEGESコマンドへのクエリを含むテーブルへのクエリの同時実行により、Perconaサーバーの内部ロック間でデッドロックが発生しました。既存の接続のステートメントが停止し、サーバーへの新しい接続が失敗しました。
- PS-8927: 一時テーブルから作成された場合、CREATE TABLE LIKEオプションはバイナリログに文字セットを書き込みませんでした。
- PS-9011: ダウンストリーム INSTANT algo <= 8028 on table in mysql schema led to corruption post upgrade。
Percona Server for MySQL 8.0.35 リリース情報（Percona社ウェブサイト）：
https://docs.percona.com/percona-server/8.0/release-notes/8.0.35-27.html
Perconaサポート・コンサルティング
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