リリースハイライト
Percona XtraDB Clusterは、Percona Server for MySQLに基づいています。改善点とバグ修正の完全なリストについては、Percona Server for MySQL 8.0.36-28(2024-03-04)リリースノートをご覧ください。
Oracle for MySQL 8.0.36で導入され、Percona XtraDB Clusterに含まれている改善点とバグ修正は次のとおりです:
- 採用されたハッシュアルゴリズムでは、HASHフィールドを使用して一意性をチェックする時にパフォーマンスが低下しました。(バグ #109548、バグ #34959356)
- Statement/sp/%で始まる全てのステートメントインストゥルメント要素(statement/sp/stmtを除く)は、デフォルトで無効になっています。
修正されたバグ
- PXC-4316: クラスターからパーティション化されている間にノードがシャットダウンし、再起動し、その後クラスターに再参加した場合、クラスターの他の部分は引き続きパーティション化されたノードを待ちます。
- PXC-4341: ステートメントが準備された後にFLUSH TABLESを実行すると、整合性が崩れたためにノードが終了する可能性がありました。
- PXC-4348: ジョイナーノードは、IST中にメタデータロックのBF-BF競合により終了しました。
- PXC-4362: バイナリロギングが有効であり、関数がsuper権限なしで作成された場合、ノードがクラスターから離脱する可能性がありました。
- PXC-4365: 行サイズが大き過ぎ、かつ、nvarchar列が3つを超える場合、ノードがクラスターから離脱する可能性がありました。
- PXC-4340: 9 CTEを使用した複雑なクエリを実行中にサーバーが終了しました。
Percona XtraDB Cluster 8.0.36-28 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://docs.percona.com/percona-xtradb-cluster/8.0/release-notes/8.0.36-28.html
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