ストレージエンジンの変更
- このリリースには、MariaDB ColumnStoreエンジンのバージョン 23.10.1が組み込まれています。
修正された問題
ハングまたはクラッシュを引き起こす可能性があるもの
- ユニーク/プライマリキーフィールドに対するUPDATEの結果、重複キーエラーメッセージが表示されると、サーバーがクラッシュする可能性があります。クラッシュは、サーバー設定が--thread_stackのデフォルト(299008)よりも低い設定である場合、または、ストアド関数内でUPDATEが実行される場合に発生する可能性が高くなります。
- MariaDB Enterprise Server 10.6.17-12の場合、更新ができない場合の回避策は、--thread_stackの現在の設定を100k増やすことです。
プラットフォーム
MariaDB Enterprise Server 10.6.17-13は、Enterpriseライフサイクルに合わせて、以下のプラットフォーム用に提供されています:
- AlmaLinux 8 (x86_64, ARM64)
- AlmaLinux 9 (x86_64, ARM64)
- CentOS 7 (x86_64)
- Debian 10 (x86_64, ARM64)
- Debian 11 (x86_64, ARM64)
- Debian 12 (x86_64, ARM64)
- Microsoft Windows (x86_64) (MariaDB Enterprise Clusterは除く)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Red Hat Enterprise Linux 9 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 9 (x86_64, ARM64)
- SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86_64)
- SUSE Linux Enterprise Server 15 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 20.04 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 22.04 (x86_64, ARM64)
MariaDB Enterprise Serverの一部のコンポーネントは、全てのプラットフォームをサポートしているわけではありません。
MariaDB Enterprise Server 10.6.17-13のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/server/release-notes/mariadb-enterprise-server-10-6/10-6-17-13/
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