2024.06.11

MariaDB

MariaDB Connector/C++ 1.1.4 GA版(リリース日:2024年6月7日)

主な変更点

  • Booleanの接続プロパティの初期化に使用されるfalse値またはnullptr値は、falseとして扱われるようになりました。SQLStringはnullptrから空の文字列を作成し、これが接続プロパティに対してtrueになるため、以前はtrueとなっていました。この修正により、SQLStringに3番目の状態であるNULLが導入され、値オプションとしてこのような文字列はfalseとして扱われるようになりました。ただし、NULL文字列は今も様々な文字列操作で空の文字列値を持ちます。その値を設定または変更しても、文字列がNULLになることはありません。この"Nulliness"は、今も主にドライバーの内部使用を目的としており、アプリケーションに対して何も変更しないように設計されています。ただし、==や!=などのアプリケーション比較演算子に使用されると、nullptrと比較する場合にSQLStringオブジェクトのNULL状態が考慮されます。

修正されたバグ

  • 新しく導入され参照されたヘッダーファイルがMSIパッケージにありませんでした。

MariaDB Connector/C++ 1.1.4のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/server/release-notes/mariadb-connector-cpp-1-1/1-1-4/


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