リリース情報
Percona Server for MySQL 5.7.44-50は、MySQL 5.7.44 Community Editionの機能とバグ修正に基づいて構築されています。Perconaが開発したエンタープライズグレードの機能とセキュリティ強化が追加されます。
Percona Server for MySQL 5.7.44-50には、次の修正が含まれています。
バグ修正
- Bug#36248967: mysqldumpはバージョン番号を正しく識別できないことがありました。
- Bug#35904044: サーバーは特定のクエリに関してクライアントに誤ったメタデータを送信することがありました。
- Bug#35846221:
Item_func_make_set::fix_after_pullout()関数が欠落していたため、エラーが発生しました。これにより、MAKE_SET関数が定数 (const)として表示されるようになり、プロセス (解決) 中に早期に評価されるようになります。欠落していたfix_after_pullout()関数を実装することで、この問題を修正しました。 - Bug#35854362: GROUP BYのルースインデックススキャンを使用したクエリは、不正確な結果を返すことがありました。
- Bug#36093405: グループレプリケーションでGTIDセットの管理を改善しました。
- Bug#35277407: トランザクションが予期せず停止しました。このバグは、システムがtrx->in_innodb変数に格納されている誤った値に遭遇した時に発生しました。
- Bug#36317795: plugin->deinit関数を呼び出すと、全てのプラグインで同じ動作になることを確認しました。全てのプラグインは、アンロードまたはシャットダウンされる時に一貫したプロセスに従います。
- Bug#36343647: テーブルスペース削除プロセス中のバッファ処理に対処しました。この問題により、過去にはアサーションエラーでプログラムが停止することがありました。
- Bug#34929814: フルテキスト検索(FTS)システムでは、複数の操作が同時に発生した(同時シナリオ)時に一貫性を維持するのに問題が発生しました。
- PS-9092: 過去にページの分割と結合が頻繁に行われ、データの不整合が発生しました。
- PS-9132: 予期しないサーバー終了の後、実行されたグローバルトランザクションID(GTID)に関する永続的な情報がGtid_state::save操作中に失われました。
Percona Server for MySQL 5.7.44-50 リリース情報(Percona社ウェブサイト):
https://docs.percona.com/percona-server/5.7/release-notes/5.7.44-50.html
Perconaサポート・コンサルティング
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