注目すべき変更点
- mariadb_get_infov()を介してピア証明書検証のステータスを取得するためのオプション MARIADB_TLS_VERIFY_STATUSを追加しました。
- CONC-690: TLS暗号ライブラリの一部である必須の暗号化関数のため、オプション WITH_SSL=OFF(TLS/SSLの無効化)はサポートされなくなり、ビルドエラーが発生します。
- CONC-724: ピア証明書テストのコールバック関数を指定するためのオプション MARIADB_OPT_TLS_VERIFICATION_CALLBACKを追加しました。
- マニュアルページは、githubリポジトリに保存されなくなりました。cmakeオプション -DWITH_DOCS=ON(pyhon 3およびpandocが必要)でビルドできます。
- 環境変数 MARIADB_TLS_DISABLE_PEER_VERIFICATIONが設定されている場合、ピア証明書検証はスキップされます。
- CONC-717: MariaDB Server 11.6に追加された新しいプラグインである、parsec認証プラグインの Windowsサポートを追加しました。
修正されたバグ
- CONC-712: ローカル接続でホスト名の検証をスキップする
- CONC-731: 間違ったフィンガープリントが指定された場合の間違ったエラーメッセージ
- CONC-732: ピア証明書の検証が無効になっている(OpenSSL)場合でも、常に検証コールバック関数を設定する
- CONC-735: 複数のホストで1つの接続文字列を使用している場合、再接続でノードのフェイルオーバーが実行されない
MariaDB Connector/C 3.4.3のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-connector-c-3-4-3-release-notes/
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