2025.01.31

Percona

Percona XtraDB Cluster 5.7.44-31.65.5(リリース日:2025年1月28日)

リリース情報

Percona XtraDB Cluster 5.7.44-31.65.5には、次の修正が含まれています。

バグ修正

セキュリティの修正

  • バグ #36492114: 一部のオプティマイザヒントの組み合わせが正しく機能しませんでした。
  • バグ #36593265: AES_ENCRYPT()関数が、場合によっては誤った結果を返しました。
  • バグ #36684463: 内部関数 my_convert_internal()が、値ではなくポインタを返す場合がありました。
  • バグ #36816986: テーブルスペースをダンプしている時に、mysqldumpは出力内の特定のSQL文を適切にエスケープしませんでした。さらに、ツールは現在、LOGFILE GROUP、TABLESPACE、およびENGINEという識別子をバッククォートで囲むようになりました。
  • バグ #36377685、WL #16482: mysqlクライアントに新しいオプション --system-commandが追加されました。このオプションは、システムクライアントコマンドが有効にされるか無効にされるかを制御します。デフォルトでは有効になっています。無効にするためには、--system-command=OFF または --skip-system-commandを使用します。この変更は、セキュリティの脆弱性に対処するために行われました。
  • バグ #36210202: FTS比較に関連する問題が解決されました。
  • バグ #35507223: この修正は、ulongビットマスクの問題によって発生する可能性のある境界外のメモリアクセスを防止します。

セキュリティ以外の修正

  • バグ #36559642: 同じトランザクションでインデックスを削除してフルテキストインデックスを作成すると、サーバーが予期せず終了しました。
  • バグ #36600203: MySQLクライアントのメモリリークが修正されました。
  • バグ #36871927: DATABASE()関数は、UNIONクエリで使用された場合に正しい出力を返すようになりました。以前のバージョンでは、DATABASE()からの出力は切り捨てられました。

Percona XtraDB Cluster 5.7.44-31.65.5 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://docs.percona.com/percona-xtradb-cluster/5.7/release-notes/5.7.44-31.65.5.html


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