オリジナル版:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/news-5-5-19.html
MySQL 5.5.19は世界でもっともポピュラーなオープンソースデータベースの5.5のプロダクトリリースの新しいバージョンです。MySQL 5.5.19はプロダクションシステムでの使用をお勧めします。
MySQL 5.5は最新のマルチCPUやマルチコアハードウェアやオペレーティングシステムの利点を生かし、MySQLデータベースのパフォーマンスとスケーラビリ ティを改善するための影響の大きい変更をいくつか含んでいます。現在ではInnoDBがMySQLデータベースのデフォルトのストレージエンジンであり、 ACIDトランザクション、参照整合性、クラッシュリカバリをデフォルトで提供しています。
MySQL 5.5は以下の多くの新しい強化も含んでいます:
- Windowsにおける特有の機能と改善を利用した著しいパフォーマンス向上 - 新しい準同期レプリケーションとレプリケーションハートビートによるより高いレベルの可用性 - 改善されたインデックスとテーブルパーティショニング、SIGNAL/RESIGNALサポート、そして新しいPERFORMANCE_SCHEMAに含まれる強化された診断法による改善されたユーザビリティ
MySQL 5.5の新機能のより完全な概観については、以下のリソースを参照下さい。
MySQL 5.5 GA、Tomas Ulinのインタビュー:
http://dev.mysql.com/tech-resources/interviews/thomas-ulin-mysql-55.html
ドキュメント:
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/mysql-nutshell.html
ホワイトペーパー: MySQL 5.5の新機能
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/mysql-nutshell.html
製品レベルのシステムでMySQLを稼動させているならば、MySQL製品、バックアップ、モニタリング、モデリング、開発、管理ツールの包括的なセット を含むMySQLパフォーマンス、セキュリティ、アップタイムの高いレベルを実現するMySQL Enterprise Editionの製品詳細に注目してください。
http://mysql.com/products/enterprise/
新しいサーバへMySQL 5.5.19をインストールする情報として、以下のMySQLのインストールドキュメントを参照してください。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/installing.html
前回のMySQLリリースからアップグレードするには、以下のアップグレードについての注意事項を参照してください。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/upgrading-from-previous-series.html
MySQL Server 5.5は、http://dev.mysql.com/downloads/とミラーサイトのダウンロード・ページから、ソースコード及び多くのプラットフォームのためのバイナリで現在利用可能です。
すべてのミラーサイトが現在、最新であるとは限らないことに注意してください。
あるミラーサイトでこのバージョンを見つけることができない場合は、再度確認を行うか、あるいは別のダウンロード・サイトを選択してください。
バグレポート、バグ修正、パッチ等の情報をお待ちしております。
http://forge.mysql.com/wiki/Contributing
次の節では、MySQL 5.5の以前のバージョンからのMySQLソースコードの変更を記載しています。これはオンラインでも閲覧できます。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/news-5-5-17.html
Changes in MySQL 5.5.19 (8 December 2011)
Functionality Added or Changed
* Performance of metadata locking operations on Windows XP
systems was improved by instituting a cache for metadata lock
objects. This permits the server to avoid expensive operations
for creation and destruction of synchronization objects on XP.
A new system variable, metadata_locks_cache_size, permits
control over the size of the cache. The default size is 1024.
(Bug #12695572)
Bugs Fixed
* Rounding DBL_MAX returned DBL_MAX, not 'inf'. (Bug #13261955)
* mysql_upgrade did not upgrade the system tables or create the
mysql_upgrade_info file when run with the --write-binlog or
--skip-write-binlog option. (Bug #60223, Bug #11827359)
* If a plugin was uninstalled, thread local variables for plugin
variables of string type with wth PLUGIN_VAR_MEMALLOC flag
were not freed. (Bug #56652, Bug #11763882)
* Deadlock could occur when these four things happened at the
same time: 1) An old dump thread was waiting for the binary
log to grow. 2) The slave server that replicates from the old
dump thread tried to reconnect. During reconnection, the new
dump thread tried to kill the old dump thread. 3) A KILL
statement tried to kill the old dump thread. 4) An INSERT
statement caused a binary log rotation. (Bug #56299, Bug
#11763573)