2016.04.28

MariaDB

MariaDB 10.0.24 がリリースされました

オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10024-release-notes/

2016年2月19日に、MariaDB 10.0.24がリリースされました。同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。


Notable Changes(主な変更点)

* XtraDB updated to XtraDB-5.6.28-76.1 

  XtraDBが、5.6.28-76.1 にバージョンアップされました。

* Innodb updated to InnoDB-5.6.29 

  Innodbが、5.6.29 にバージョンアップされました。

* Performance Schema updated to 5.6.29 

  Performance Schemaが、5.6.29 にバージョンアップされました。


Deprecated Distributions(今後非推奨となるディストリビューションについて)

* As per the MariaDB Deprecation Policy, this will be the last release of MariaDB 10.0 for Ubuntu 15.04 "Vivid", and Debian 6 "Squeeze".

  MariaDBの非推奨ポリシーに則り、今回のMariaDB 10.0.24のリリースがUbuntu 15.04(Vivid)とDebian 6(Squeeze)にてご利用いただけるMariaDB 10.0の最後のリリースとなる予定です。


Added Distributions(追加されるディストリビューションについて)

A repository for the newly-released Ubuntu 16.04 "xenial" has been added. Currently the repository is using packages built on Ubuntu 15.10 "wily", but in the next release they will be built on xenial builders. 

Ubuntu 16.04(xenial)というレポジトリが追加されました。現在、レポジトリはUbuntu 15.10(wily)上のパッケージが使われていますが、次のリリースでは、Xenial上に構成されるようになります。


MariaDB 10.0.24 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10024-changelog/



MariaDB10.0は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の最新の開発バージョンです。MariaDB5.5の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.5の機能を備えており、MySQL5.6の機能もバックポートしています。

MariaDB10.0には、以下のような特徴があります。

・マルチソースレプリケーションの実装
・スレッドプール機能
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加

MariaDB10.0には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-100/

新たなサーバにMariaDB10.0をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.0にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/

下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org

MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/

以上