オリジナル版:https://www.percona.com/doc/percona-server/5.6/release-notes/Percona-Server-5.6.32-78.1.html
2016年9月21日に、Percona Server 5.6.32-78.1がリリースされました。同製品は、Percona Server 5.6のGeneral Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。
Bugs Fixed(バグの修正) *Limiting ld_preload libraries to be loaded from specific directories in mysqld_safe didn’t work correctly for relative paths. Bug fixed #1624247. mysqld_safeに特定のディレクトリからロードされるld_preloadライブラリを制限すると、 相対パスで正しく動作しなかった問題を修正しました。(#1624247) *Fixed possible privilege escalation that could be used when running REPAIR TABLE on a MyISAM table. Bug fixed #1624397. MyISAMテーブル上でREPAIR TABLEを実行する時に使用される権限昇格が可能になるように修正されました。 (#1624397) *The general query log and slow query log cannot be written to files ending in .ini and .cnf anymore. Bug fixed #1624400. 一般クエリログやスロークエリログが.iniや.cnfで終わるファイルに書き込まれないように修正されました。 (#1624400) *Implemented restrictions on symlinked files (error_log, pid_file) that can’t be used with mysqld_safe. Bug fixed #1624449. シンボリックファイル(error_log, pid_file)はmysqld_safeで使用できないように修正されました。 (#1624449) Percona Server 5.6.32-78.1 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Release notes を参照して下さい。 https://www.percona.com/doc/percona-server/5.6/release-notes/Percona-Server-5.6.32-78.1.html
Percona Server 5.6は、MySQL互換の高性能オープンソースデータベースとして注目されている「Percona Server」の最新の開発バージョンです。Percona Server 5.5の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.6の機能も備えています。
Percona Server 5.6には、以下のような特徴があります。
・MySQL5.6にはない、サーバ変数やパラメータ変数の追加
・インデックス毎、ユーザ毎といった細かな統計情報
・高性能フラッシュストレージとの親和性強化
・PAM認証、監査ログ、スレッドプールなどの実装
・高性能なストレージエンジンの実装
・その他、全体的なパフォーマンスの強化(オプティマイザ、スケーラビリティなど)
Percona Server 5.6には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.6/feature_comparison.html
新たなサーバにPercona Server 5.6をインストール、または利用中のPercona ServerからPercona Server 5.6にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.6/index.html#installation
下記のダウンロードページから、Percona Serverのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://www.percona.com/downloads/Percona-Server-5.6/LATEST/
以上